2023年4月29日 ヴァンフォーレ甲府観戦雑感 ザスパクサツ群馬戦A
皆さんこんにちは。
注目の三連戦の初戦がやってまいりました。
都合がつきましたので、前橋まで参戦してまいりました!
時間が少なくまとめ切れませんでしたので、すみませんが今回は現地で観戦した際に感じた雑感記とさせて下さい。
混雑が予想された道中も杞憂に終わり、スムーズに現地へ到着しました。
現地でまず驚いたのは、甲府サポの皆さんの多さです。
スタグルに並ぶユニフォームの7割近く甲府なんじゃないか、と思えるほど青赤を着た人が多かったです。
鶏飯弁当を無事にゲットし、入場してまたゴール裏ビジター席の人の多さに驚きました。見事にホームジャックしていました。
ウォームアップの応援合戦からすでに群馬さんを上回る声量でイレブンを鼓舞していました。頼もしいですね!
心配された風もそんなに強くなく、日差しも陰り気味。さらには大応援団が後押ししているとあって、いやが上にもヴォルテージは上がります。
甲府の勝利を信じてキックオフされたゲームの入りは、甲府のペースで進みます。
攻守ともに連動し嚙み合っており、群馬さんに圧力を与えてロングボールを蹴らせるだけの序盤戦になります。
早い時間帯での得点を予感させましたが、ところがどうしても“あと1本”のパスがズレたり、決定機を逃したり、仕掛けるべきタイミングを逃したりとアタッキングサードから先に迫力が生まれません。
時間の経過とともに群馬さんが甲府の攻勢に慣れ、対応されるようになってからは中盤で組み合う展開になり、そのまま前半終了。
ハーフタイムには、アグレッシブな姿勢を出す指示が出たのかわかりませんが、後半開始早々に相手陣地深めのタッチライン際で甲府の三笘、もとい三浦が一体一で仕掛けて突破します。
蹴った瞬間に「入った」と予感させるようなクロスを供給し、これを三平が見事なヘディングで先制点。
固められたら得点するのが非常に困難な群馬さんを相手に、至上命題である先制点を取れたことで、甲府サポーターは大いに盛り上がります。
私も含め多くの甲府関係者が、「このゲーム行けるぞ!」と考えたことでしょう。
ところが、ここからまさかの展開が待っています。
まるで長崎戦の焼き増しのように、甲府は消極的な試合運びをしてしまいます。
畳みかけて欲しい!と願っていましたが、積極的にプレスに向かわなくなり、前線と3列目以降が分断されます。
特に後半途中からは、中塩選手が持ち上がって来ても一枚も当たりに行かず、高い位置からビルドアップの球出しを許すようになります。
相手の立ち方が上手いのも要因の一つですが、あそこまで出遅れると失点は時間の問題になります。
これはマズイなぁ、と感じた直後くらいに失点を喫してしまいました。
おそらく松本凪生だったと思いますが、失点時にがっくりと座り込んでいたのが非常に印象的でした。
まだ項垂れるような時間帯ではなかったのですが、心理的に重い失点だったのでしょう。
実は、この日は松本凪の“重さ”が気になっていました。
普段だったらプレスに行ける所でも出ていかず、走行距離も少ないように見えました。
松本凪に限らず、ボランチから前は体が重い印象を受けましたが、特に松本凪は普段と違う印象を覚えました。
疲労なのか、故障を抱えているのかわかりませんが、少し休養が必要かもしれません。
同点弾をいただいてからもエンジンがかからず、セカンドボールも一向に拾えなくなってしまい、何とか引き分けで締めるのが現実的な目標になってしまいますが、残念ながら追い打ちを被弾。
反撃も迫力に欠け、そのままゲームセット。
正に完敗を喫してしまいました。
折角の大応援団を背にしながらの敗戦は、悔しくてたまりません。
ですが、甲府のプレスの良さを消すように群馬さんが立ち位置を取ってきたのも見事でした。
イメージとしては、町田戦の甲府を見ているような感覚です。
町田戦の甲府も、町田さんのサポーターからしたら今日の群馬さんのように見えたのかもしれません。
そして、河田のスーパーセーブが無ければ大敗を喫していたことも忘れてはいけません。
上位に居ても、まだまだ内容は伴っていない事を改めて再認識させられる試合となりました。
ですが、それは換言すれば伸びしろでもあります。
まずは、先制点をとっても大人しくならずに、複数得点を狙って畳みかけていくような迫力を出していって欲しいですね。
特に次節は、あのいわきFCさんです。
中途半端なプレーは全て弾き返されます。
気迫を全面に出して、何が何でも勝ってやる!っていうサッカーが見たいですね。
そんなイレブンを小瀬で全力で応援したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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