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目は口ほどに物を言う 12

今日も明日の検診の名の元に、東京へ。
日帰りは体力的にキツイからというのも本当だが、東京で美味しいものを食べたい!という 要求も 満たしたいのだ。
久しぶりの中華ランチ。 友人Eさんと某5星ホテルで待ち合わせ。ロビー附近いたホテルマンにいきなり 「ラウンジは2階です。」と言われ 
ーーー?
「あの中華レストランは?」
「右手のエレベーターをご利用下さい。2階にございます。」
「ありがとう。」
2階に上がると、そこにもホテルマンがいて、いきなり
「ラウンジは、 こちらです。」
ーーーなんで!? 私の顔に昼間から飲みたいって書いてある?
その晩はつき合ってくれる友人がいなかったから、コンビニのおにぎりでいいやっと思っていたら、 午後ミーティングをしていたシェフKが
じゃぁ、デパ地下行きましょ。」と連れて行ってくれた。
美味しそうなものがズラ〜リ!
迷いながら、シェフのアドバイスの元、2-3品とオマール海老のスープをテイクアウトしてルンルンと定宿のビジネスホテルへ戻った。
そして、 部屋の階が開いて降りようとしたらその時、 ホテルのスタッフが入って来て、 私とすれ違った。
私とぶつかったなら、已む無し許そう。
私の"大切な!オマール海老のスープ"とぶつかったのだー!
キッ!!
何も言わずに部屋に戻って、手を洗って、わーい、わーいと食事をしようとすると...
電話が鳴った。
「あの、 先程、エレベーターのところで、ぶつかってしまった者ですがすみません。」
ーーー謝るなら、そん時言えよ!
とは、言わずに「ああ、大丈夫です。 スープがちょっと、こぼれちゃいましたけど。」
「弁償致します。」
「いえ、 結構ですから。 あの食事冷めちゃうんで失礼します。」
私の大切な 大切なオマール海老のスープにぶつかったことに対するキッ!!に気付いたらしい。

どうやら、マスクをしていても、私の目は口ほどに物を言っているようだ。

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