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自分を傷つけちゃいけないって誰も教えてくれなかった


他人は傷つけちゃいけないとか

人に迷惑かけちゃいけないとかって言われるけど

自分は傷つけちゃいけないって誰も教えてくれなかった。

自分を傷つけてばかりだったわたし。

物理的にはもうやらないけど、精神的にならコンスタントにやっています。

自分をいたわるための分野、セルフコンパッションというものを最近知りました。

カウンセラーの先生とお話しして、色々と思うことがあったので書いてみます。


セルフコンパッションをはじめてまずわかったこと



セルフコンパッションの世界を少しのぞいてみて

はじめの第一歩は、自分が他人に接するように自分に接してあげる練習でした

例えばあなたは自分が悩んでいる時、

こんなことでなやんでちゃだめだ

くよくよしてちゃダメだ

落ち込むなんて弱い。情けない

とおもうことはありませんか

わたしは思っていました。今でも思ってしまいます

セルフコンパッションの先生に初めに言われたこと


「それ、あなたの友達にも言いますか?」


答えはNOでした。

まずそんなこと思いもしません

だってわたしの友達はみんなすごく頑張ってるから

ある友達が失敗したと行ってくよくよしています。どうしますか?と聞かれました。

そもそも頑張ってなくったって生きづらい世の中で普通にしてられること自体がすごいよ

それに加えて努力までして。結果が成功だろうが、失敗だろうが、そんなの関係ない。よく頑張ったよ。

といってあげます。わたしは答えました。


「それをあなた自身にいう、というのはどう?」


わたし自身に!?

いやです。

わたしははっきり言っていました。先生は笑っていました。

皆さん、そうおっしゃいます。できません、ではなく、嫌なんですね。

やればできるかもしれないけれど、そうしたくはない。なぜでしょうか。

だって、そんな風に自分を甘やかしていたら自分がどんどんダメな人間になるからです。

頑張りも足りないのに、よくやったね、なんて甘やかしていては・・・

そう、自分にはすごく厳しくしてしまう。他の人には優しくできるのに、自分だけにはできない。

まずはそのことに気づいてみましょう。とのことでした。


自分を甘やかしたくない。厳しく律していきたい

それは、自分を甘やかさずに厳しくすることでより向上していきたい、より良い自分になりたい、という気持ちなんです。

ある程度までなら心地良いし、自己コントロールがうまくいくと思います。

度を超すと、障害が出てきます。

心理学的には、この種の感情は名前が付いています。自分をより良くするために厳しくしてしまうということ

世界的に見ても、そうしている人はたくさんいるんですね。

その厳しさに、どんな名前が付いていても仕組みが解明されていても

わたしは、おもうのです。


こう思えた自分をまずは受け入れよう。大切にしよう


自分を向上させたかった。より良い自分になりたい、したい、と思っていた。

それで十分ではないでしょうか。十分、愛ではないでしょうか。

そう思って頑張って緊張していた自分をかわいいとおもいませんか。今日は褒めてみませんか。

大人になったって、自分の中にはまだまだ幼い子供の部分が残っているのです。

小さかった自分がなんとか生きようと試行錯誤して今の自分になりました。

それを否定するのをやめませんか。

頑張った結果が、布団から出られなくなったとか実家で暮らさなくてはいけなくなったとか

結婚がダメになったとか、仕事をやめなくてはいけなくなったとか。

情けない結果になっちゃった、と言いたい気持ちはわかります。

わたしもそう思っていました。

それでも、そんな自分が今の自分で、これまでの自分もこれからの自分も、全部、自分です。

全て受け入れて、今日1日は、自分を多めにみませんか。許してあげませんか。

たとえば 好きなお菓子を少し多めに食べるのを許してあげませんか

布団から出られないなら、いっそ一日中楽しく布団で過ごしてもいいんじゃないですか

誰とも話したくないなら、話さない自分もよし、としてみませんか

気持ちを楽に持って、1日を過ごせる人が一人でも増えるなら。

そんな時間が5分でも多くあるなら

わたしはすごく幸せです。

それがどれだけ心地良い、解き放たれた時間であるかを知っているからです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。みなさんが目を通してくださることでわたしも書けるんだな、と最近思います。感謝です。


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