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大人が本気で遊んだらどうなるんだろう


いつから、遊んじゃいけないって思い始めたんだろう。
たぶんかなり若い時からだ。
まだ成人していなかったと思う。


テストがあった、受験があった、勉強があった、就活があった。


そしてそのあとも、私は自分に言い続けた。


いい大人なんだから。
もう若くないんだよ。
ふざけるのはやめにして、まじめにやろうよ。
信用されなくなるよ。


それで、ドアを閉めて鍵をかけた。
ちょっと安心もした。


でも、ドアをもう一回開いてみることにしたんだよね。やってみたらどうだろう、って。
どうしてかというと、私はそういう世間の声のために、自分が作ってきたパレットを洗い流す気はないんだと思う。


いろんな色をごちゃ混ぜにして汚くしてきたパレット。それを、そんな簡単に明け渡す気なんてないんだよね。


今日、絵を描いてみた。
この絵を使って、ブックカバーを作る。まだ途中だけど、見せてみよう。

いまはラフ。精度が上がっていくのを見せるから、一緒にたのしんでね。


どうしてブックカバーを作ってるんだろう。

そうだ、ブックカフェのためだ。


私がずっと夢だった、ブックカフェをついに開くためだ。



5月6日。東京。
自分が長野の家から飛び出して、いきなり都会で1日のブックカフェを開くことになるとは思わなかった。


そしてそのために友達にワークショップを頼んだり、お手伝いを頼んだりすることになると思わなかった。


そしてさらには、クラウドファンディングまでして。
お願いします、応援してくださいって記事を書くとは思わなかった。


もっとクールに生きていたはず。
遊びなんていうのは二の次で、もっと大事なことがあるって。
人にお願いなんてしない。自分ひとりでやれば迷惑はかからないって。


でも、もう私から離れないでほしい。
大人として本気で遊ぶ夢を描き続けてきたから、私はそれをもう手放す気はないんだよね。


お願いします、応援してください。
頭下げてるつもりなのに、こんなに楽しいのはなんでだろう。どうして、こんなにみんなは応えてくれるんだろう。


現在、16名から「ブックカフェ行きます」と声をかけてもらっています。検討中の方は2人。
(残り6名。いそげ!)


そして、クラウドファンディングも着々と参加してくれる仲間が増え、昨日からで集まったサポートは2万円ほど!
ありがたくて、ラフを描く手が震えてしまう。子のお金で、刷るぞ。ブックカバー、絶対いいやつ作る。


もう、これ以上傷つきたくないって泣きながらうずくまってたね。
そんなときがあった。つい最近までそうだったか。
もう、疲れすぎてて、一枚のドアですら開けることができなかった。
重くて、怖くて。


ドアを開けるといつも、そこにいると想像するよ。もうこれ以上は待たせないでね。

私がずっと描いていた夢を叶えてね。
もう、あきらめていなくならないでね。


あなただけをずっと待っていた。私の代わりに願いをかなえてくれる人。


だから、今回は頼むよ、自分。楽しんで、遊んで、楽しみ続けてね、自分。






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