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very50に出会うまで(後編)

担当:渡邊(インターン)

前回は、私の幼少期〜大学1年までについて書きました。今回はその続きで、大学2年〜現在までについて書きたいと思います。

前回記事:https://note.mu/very50/n/nc7d73a2d7a9e

-自分のミッションと高校生への思い

 大学2年になると、私は自分の中にミッションを持つようになりました。

「『目的や目標を常に持ち、自己満足で終わらず先を見越して行動ができる人間』を育成することでより良い世界を作る」

 これが私の掲げたミッションです。
 この頃、アルバイトで塾の講師をしていた私は、高校3年生の英語を担当しており、進路相談をよくされるようになりました。その中で、夢や目標を持たず、「大学にはとりあえずいっておかなければ」という考えだけから受験をする生徒の多さに衝撃を受けました。私自身、それまでやりたいことが常にある人生を送ってきていたため、夢を持たない学生の多さに驚きました。
 と同時に、自分の掲げたミッションを高校生をターゲットにしたら面白いのではないかと思い始めました。高校生は、まだ知らない世界が多くてピュアなものの、ある程度物事を考える能力がついている時期で、その時期に刺激を受けられるような機会があれば、どんどん面白い若者が誕生して世界も面白く変わっていくのではないかと考えました。私が掲げたミッションに沿う若者の何割かが貧困に目が向ければ、貧困も解決に近づくことが可能なのではないかと思いました。

 -very50との出会い

 自分の中でようやくピンとくる目標を明確に持てた私は、早速行動できる環境を探しましたが、大学がある関西や地元ではなかなか思うようなところは見つからず、もやもやする時間が何ヶ月も続きました。
 とりあえず誰かに相談したいと多い、高校の恩師(現代社会の先生)に相談をしに行きました。その時、「さあやが考えてるようなことと似たことをしている人が、この前うちに講演に来てくれたんだけど、興味あるなら連絡とってみたら?」と紹介されたのが、very50代表の菅谷さんでした。
 サイトなどを調べるうちに、「自立した優しい挑戦者」というのが自分の掲げるミッションである「目的や目標を常に持ち、自己満足で終わらず先を見越して行動ができる人間」にかなり似ていると思い、すぐに連絡をしました。
 菅谷さんの講演にお邪魔し、講演の内容や自分の考えに対するフィードバックをもらう中で、菅谷亮介という人にもとても魅力を感じました。「この人と関わっていけたら面白そう。この団体なら自分が持つミッションの達成に近づけるかもしれない」と思いました。


-初めて参加したMoG

 菅谷さんの関西での講演のお手伝いを何度かするうちに、MoGの事前トレーニングにも同行させてもらえるようになりました。元々高校生に目を向けていた私は、MoGの活動内容にも興味があったので、同行させてもらえることにワクワクしていました。事前授業で菅谷さんが話す内容は、すべて私にとって新しいことで、生徒と同じように必死にメモをとり、帰りの電車の中で振り返るという日が続きました。
 そんな中、菅谷さんから「事前トレーニングやってくれてるし、現地にもくる?」とお誘いを受け、現地の引率も担当することになりました。

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very50やMoG自体もよくわからないまま、気合いと熱意だけを持ってカンボジアに向かいました。
 現地では本当に多くの刺激を受けました。フェローを担当してくださった方やvery50の社員、同年代のインターンと関わる中で、自分の能力の無さを毎日感じていました。特に同年代のインターンとの出会いは私の中で大きく、こんな大学生いるのか!という衝撃を受け情けなくなると同時に、普段周りから「すごいね」としか言われない環境に不満を感じていた私は、「この環境であれば、自分のミッションの達成に近づきつつ成長できる」と確信しました。
 決断をするには少し時間がかかりましたが、very50に深く関わりたいと思い、休学してインターンをすることを決めました。

-インターン開始

 very50のMoGという側面しか知らず、熱意だけでインターンを始めた私は、正直想像と違う状況に困惑していました。very50の中でインターンの存在や役割は私の想定より大きく、1年弱続くインターン生活に不安がありました。スキル面や経験でも自分が圧倒的に未熟なのは明白で、”ロジカルシンキング”という言葉すら聞いたことのなかった私は、毎日ただただ自己嫌悪に陥っていました。

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 しかし、そんな日々を過ごしていく中で、自分がインターンをしようと決めた理由や目的を改めて考え、「自分にはパッションしかない。逆に言えばパッションだけはある!」とポジティブに捉え、改めてこの組織の中で活動することを決意しました。
 
 現在、インターンを始めて3ヶ月が経ち、very50に来たことは間違いではなかったと思っています。組織が持つ目標を通して本気で世の中を変えようとしている大人や、そこに加勢できることにワクワクしています。「この人たちなら本当に世の中を面白くできそう!」と本気で思っています。
 この環境があることに感謝しながら、私自身も本気でその”世の中を変え得る人間”になろうと思っています。
 残り数ヶ月、気合い入れてインターン生活を過ごしていきます!!