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IT系Geekな個人的オススメ映画について

昨年からすっかりステイホーム生活になってしまって、実家に帰ることはおろか、東京都を出ることがこの1年半くらいありません。

長期休暇があってもほぼ自宅周辺から動く事なく、家でゆっくり読書したり映画を観たりしています。(ちなみに、うちは家族揃ってみんな出無精?なので、どこかにお出かけしたいーとか、こんな状況で外出れないのでストレスたまるーって言い出す人が全く居ないです)

そんなこともあり、この1年半くらいアマプラやU-NEXTを使って映画を観まくってました、今回はそんな私が個人的にオススメする映画をご紹介したいと思います。

テーマはIT系Geekにしたいと思います!
要するにエンジニアとかIT業界関連の人にオススメしたい、ちょっとオタク心くすぐられる
って感じものです。
決して観ることでスキルアップ出来るとかそういう訳ではないですが...なんとなくITエンジニア業界の実態やカルチャー、歴史なんかを感じられるというか、そういう意味でたまには映画からインプットするのも良いと思います。

あくまで個人的感想ですので、参考までに留めて頂ければ幸いです。
また、ちょっと古いものもあるかも知れませんがご容赦ください。
あと、説明がちょっと薄っぺらいかも知れませんが。。ネタバレ防止ということで合わせてご容赦ください。。笑

シリコンバレー

まず何と言ってもこれ!(いきなり映画ではなくドラマになります)
「ミドルアウト」という画期的な圧縮方式を開発したリチャード・ヘンドリクスという若手エンジニアが「pied piper」というスタートアップを起業して成長させていく話になります。

このドラマ何がいいって、とにかく「うまくいかない」こと。
資金調達やサービス展開する中で、周囲のいろんな人の邪魔や思惑なんかか入り混じって思い通り進まなかったり、思わぬ方向になってしまったり、裁判沙汰になってしまったり、とにかくグダグダで何度も廃業の危機に直面するのですが、たまに一発逆転成功して何とか前に進んでいく...無茶な設定もある気もしますが、このグダグダしながら気がついたら事業が何となく前に進んでいる感がリアリティがあるな…と個人的には感じました。

こう書くとストーリーはマジメな感じに見えるかもですが、内容は全然マジメでは無く笑いがかなりシュールです。ただその反面学ぶ面もあって、ソフトウェアの権利関係の考え方とか、ユーザーに見放されるってこういう事なんだな...とか、シリコンバレー界隈VCとかスタートアップの実態とか、シーズン5ではICO(新規仮想通貨公開)をするのですが51%攻撃の話が出てきたりとか...あぁこんな感じなんだと思わせてくれます。

私は登場人物のひとり「アーリック・バックマン」が大好きで、尊敬する人物のひとりです、あまりに好きでTシャツまで買ってしまいました。笑

これまでシーズン5まで日本では見れました。これを書いているときに知ったのですが、何と完結編の「シーズン6」がU-NEXTで観れるようですね!早速私も観てみます。

インターンシップ

営業経験しかないリストラされたオジサン2人がGoogleのインターンシップに参加して若手学生とチームを組んで正社員登用というゴールを目指して他のエリートチームと競いながら様々な課題にチャレンジしていく...というお話です。

行った事は無いですが...ああGoogleってこんな感じなんだって思わせてくれます。オフィスとか、そこにいる人たちとか、カルチャーとか。インターンシップとして来ている学生も主役のオジサン2人を除けば超優秀そうな子達ばかりで、実際こんなレベルの子達がGoogleに入るんだろうなと思わせてくれます。

ちょっとビックリしたのがその超優秀そうな子達がディスカッションしてホワイトボード上に難しい英文字ばかりの数式を書いていて、それを通りかかりに見た教官が、2、3秒見ただけで「OK」って親指を立てて正解しているよ・・・ってジェスチャーをした場面。実際もそうなのか分かりませんがそんな感じで理解したり正解しているのか判断できるのか?って笑、ただGoogleともなるとそれくらいは当たり前に出来ないといけないのかなと反面思わせられたりもします。

ただ、優秀な学生だけのチームではうまくいかない場面があって、オジサン2人がいることで不思議な化学反応が起きて面白いシナジーが出る場面があります。これをみると人の適材適所ってあるんだなと思いますし、チームには様々な特性をもった人材が必要なんだと改めて感じさせてくれます。

私ももうどっちかと言えばオジサン側なんだな。。と観ていてちょっと寂しく感じましたが、私も同じように仕事の場面では自分がチームの中で活きる役割って何なんだ?と考えて動こうと改めて感じさせられました。

スティーブ・ジョブズ

同じ名前の映画が2つあるのですが、私が好きなのはこちらの「スティーブ・ジョブズ」です。(ダニー・ボイル監督のやつ)

この映画、いわゆる場面の「切り取り方」が面白くて、①1984年の初代「Macintosh」の発表プレゼン直前、②1988年のNEXT Cube発表プレゼンの直前、③1998年のiMacの発表プレゼンの直前の3場面のみで話が展開されていきます。

確かプレゼン前の40分だか45分前だかで実際の時間の流れに沿ってストーリーも展開されていきます。準備を進めている中でMacintoshが声を出さないというトラブルがあったり、発表内容の打ち合わせや出荷見込み数の話があったり、雑誌やマスコミのインタビューがあったり、家族や仲間の訪問があったり、次から次へと状況が変化しながら緊迫感ある状況の中で話が進んでいきます。

とりあえず思うのはスティーブ・ジョブズ性格が悪い!笑
(あと、ジョアンナがホントいいパートナー!)
Macintoshが動かなくなった時も、時間が迫っているのでプレゼン内容の変更を提案しても「あと〇〇分あるだろ、今すぐ直せ」とエンジニアに行ったり「話さなかったらお前のせいで動かなかったと説明する」とか言ってみたり、盟友のウォズニアックにもAppleⅡチームをプレゼンの中で褒めてくれと頼まれても「絶対に嫌だ」と言ってみたり。。。ジョブズさんの中にはこの場面でユーザーに向けて発信、伝えるべきことは何か?その確固たる理由、考え方が一本軸であるので、普通の人が時間やその他外的要因なんかで帳尻を合わせるような提案は全部妥協に見えてしまって、納得できないことは絶対に曲げない人なんだな…と人となりが垣間見えます。

番外編

あんまり長々となってしまうので...それ以外のオススメを番外編で一言説明しておきます。

ソーシャル・ネットワーク
マーク・ザッカーバーグの話、まぁこの手の映画ジャンルでは有名かなと思ったので。。。ショーン・パーカーがカッコいいと思ってしまった。

アップグレード
「STEM」ってAIチップを体に入れて、全身不随になった人が自由に体をコントロールできるようになるって話。

2001年宇宙の旅
ちょっとおまけ笑
元祖AIの「HAL9000」あまりにも静かで、冷静で、それがちょっと怖い
木星を目指す旅の中で急に不具合を起こした際の静かに、徐々におかしくなって、最後突然エラーが画面が出る場面が冷徹で恐ろしい。

いかがでしたでしょうか?
他にもいいものがあれば是非教えてください〜

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