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忙しい人の、好きなことの習慣化は習慣がついた後が肝心

コロナが席巻する前の生活は、仕事と制作と、家事子育てに追われながら、時間を捻出して、
好きなこと=彫金作業
を少しでも習慣化しようとがんばっていた。
今は制作と家事の二本柱になり、かなりゆとりが出てきている。
そんな少し前の自分はこんなふうに、好きなことを日常に組み込む努力をしていた。

4年前の私

何かを習慣にすると、それをしない日はなんだか変な感じがする。

その変な感じが数日続いても、今度はしないことに慣れていくと、せっかくできた習慣も消えていく。


私の場合、彫金作業はできる日と、できない日がある。

IDRUS で仕事をしていて、その後に子供のお送り迎えなどが詰まっている日は、

30分くらい自分の作業ができれば良いくらいだ。

個展前などは、休息時間も削って作業するのでもう少し時間は取れている。

空いた時間は全て彫金作業をする
というのが習慣になっていた。

好きなことだけれど、追われた感じでの作業はかなりプレッシャーがかかる。

夏以後、少し緩めている。

あまりぎちぎちに詰め過ぎず、できるときに進める感じ。

しかしこの緩める感じも、自分に対して手綱が必要だと感じる。

好きなことなら、やめるのが難しい。
がんばる必要はない!

という人々もいる。

しかし、人間は怠け者。

好きなこと(彫金)でも、まとまって時間が取れず集中できないと、完成に遠く、
これがストレスになることもある。

ゆったりに重点を置いていると
「なんか最近ペースダウンが続いているなぁ?」
などと思って自己嫌悪に陥ることもある。

フィレンツェ彫りも地道に続けているが、中々満足するようなできにならない。

こちら初めて作る作品。
全然美しく仕上がらない…


集中できる環境を作る。

これはかなり重要だと思う。
工房につめたりすれば良いのだろう。

しかし主婦という状況で、子供らの世話をしつつ自分の作業をすることを決めた私は

集中できる環境を作ることより、

短い時間でも、集中できる自分になることに努めてきた。

少ししかできなくても、やろうとした自分に価値を置く。

そして亀の一歩でも進んでいる事実に満足する。

女性は色々なことを並行して行うのが、男性より得意だというから、集中の度合いは低いかもしれないが、

置かれている状況を完全に嫌にならず、できる範囲内で進んでいくことができるのかもしれない。

私と同じように、何足ものわらじを履いている人にエールを送りたい。

働きながら、学校に通っている人や

会社勤めしながら起業している人、

或いは起業を目指して準備中の人、

もちろん子育て中のお母さんも!

今の時点では、進歩が見えなくても、遠い未来から今の自分を見つめているとすると

その未来の自分は

「未来はすごい展開になっているよ!」
と声かけをしてくれるんじゃないかと思う。

時に激しく、そして間延びしたように緩くなったりしながらも、

好きなことをしていく習慣を続けて行きましょう!



鉄線ピアス 18Kイエローゴールド パール

それでは、皆さん今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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