ワクチン3回目接種を巡る議論(1000字)
連日の長雨のせいで、やむを得ず国内のテレビをつける羽目になった。そこで気になったことがある。
国内メディアに感じるカタヨリ
テレびをつけると偶然、報道ステーションが「ファウチ博士、ワクチン3回目の接種容認へ」と報じていた。先にFDA発表を読んでいた私からすれば「???」である。実際、日本のテレビしか見ていない実家の母に電話すれば「え、ファウチさんがそう言ったんでしょ」…ちがう。ファウチ博士が喋ってるような動画に日本のナレーションを被せて、博士が何を言っているかわからないようになっていた。
国内世論にワクチン一択を印象付ける為の一連の動きか?
実際、NHKもブレイクスルー感染がSNS上に広まることへ危機感をもったのか、異例の牽制をしている。政府のワクチン一本槍、ワクチン万能主義への援護射撃の動きとみる。それは厚労省アカウント、厚労省の委託事業「こびナビ」も同様。
感染対策の世界万国共通のツール、PCR検査の有効性を散々否定したデマは依然として無罪放免のまま。PCR検査は上級国民・自民党関係者には党費負担で受けることができても、新宿伊勢丹で実際にあった検査抑制の報道記事をみても庶民にはなかなか手が届かない(自治体差あり)。
余談、五輪開催期間中の報道規制によるものなのか、ただでさえ出遅れる日本のコロナ報道はいよいよ遅れている。子供のコロナ重症化、子供のロングコビットのこと。恐怖のラムダ株の日本政府”隠蔽”追及も海外メディア頼み。大会期間中に海外メディアはラムダ株上陸を伝えたが、共同通信が記事にしたのは閉会式後。
【参考・過去の投稿より】
ブレイクスルー感染関連は7月末のワシントン・ポスト和訳(原文付)しているので比較してほしい。
アメリカ・ワクチン3回目ブースターショット議論
私は医療関係者、理系の人間でもない。しかし海外の議論の時系列とその内容くらいは文系の私にも読める。結果として万人に3回目を打つという方針へアメリカが舵をきるかもしれないが、少なくとも今は違う。免疫不全、臓器移植をうけた方々などの中でも抗体を獲得できない人に限ってのこと。日本のメディアは正確に情報を伝えてほしい。
以下、TwitterのTLより。
アメリカ政府 サキ報道官
WHO「待った!」
これを踏まえて FDA発表
CNN Drサンジェイ・グプタ によるCDCガイドライン解説
ブルームバーグ記事
ロイター記事
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追記・やっぱりこうなった(8月19日未明)
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最終的にどうなるの?(9月中旬)
FDA は大差で一般的なブースターショットの必要性を否決。65歳以上の高齢者と重大な基礎疾患をもつ人のみを対象とすることにした。
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