見出し画像

【2023年改良版】Notionでつくる読書記録

久しぶりにNotionを触ってみたら、あれよあれよと進化していて再び沼に引き摺り込まれた私です。(帰宅してやること済ませたら、ずっと触ってる…)
何年もNotionでつけている読書記録、以前作ったページが使いやすくて大きなテコ入れをしないまま2年が経っていた・・・ので、久しぶりにがっつりアップデートしてみました。

今回は、新機能も取り入れた 2023年改良版をご紹介したいと思います。

読書記録Notionの構成

構成は大きく3つのブロックに分けました。

①読書記録データベース
②ほしい本リスト
③年間100冊をゴールと設定した時の読了率

各構成の詳細

①読書記録データベース

読んだ本の情報やメモを格納する場所がここ。

ビューは全部で5つ設定し、それぞれ役割を以下のように設定しています。

・gallery:カードプレビューに本の装丁画像を登録
・Table
:プロパティ俯瞰
・月別:月別の読了の数を表示 毎月の読書履歴を参照
・媒体別
:kindleやAudibleなど、媒体別の読書数がわかるビュー
・ほしみっつリスト
:評価が★★★のみ表示

ページ一つひとつのプロパティはこんな感じ。

・媒体:どの媒体で手に取ったか(Audible,unlimited,書籍購入etc)
・Cover:装丁画像
・status:進捗状況。未読、読書中、読了のいずれか
・ジャンル:小説、ビジネス系、金融系など本のジャンル
・リレーション:後述する読了率の計算のためのリレーション
・著者
・評価:★1〜★3で評価
・読了日
・OUTPUT:noteやInstagramで感想を発信したら✅

②ほしい本リスト

①のデータベースには本を入手してから登録するというルールを設けたので、ほしい本は一旦こちらのリストに投げ込みます。

ビューは
・入力
・確認する 
の2つ作成。
入力用は✅が入ったら、確認用は「買った」に✅が入ったら消えるようにそれぞれフィルタリングしています。

時間ができたときにリスト内の本をKindleストアやAudibleで検索し、サブスク対象かどうかをチェック。あればすぐダウンロードするし、なければ書店やAmazonで調達します。

書店に行くと気になる本が無数にあって、結局「一番ほしいもの」ではなかったものを買っていたことってありません?
もちろんそんな買い方も偶然の出会いとして楽しいし素晴らしいのだけど、ウィッシュリストと同じで「潜在的に長い間望んでいるもの」をちゃんと叶えてあげることで幸福度は増すと思っています。

③読了率

年間100冊読むという、毎年掲げている目標。それを可視化させて、進捗確認&モチベ維持に繋げています。

以前は特殊文字と関数を使ってプログレスバーを作っていたのですが、Notionの新機能でRollupを使ったプログレスバーが表示できるようになりました。

読書記録データベースで先に100個作っておき、その全てを読了率データベースとリレーション(普段は見えなくていいので隠しておく)。

読書記録データベースのプロパティ「ステータス」で未読・読書中・読了を設定しているので、Rollupで「読了」のみをカウントすることで100冊のうち何%読み終えたかがわかります。

表示方法をバーにし、「数値を表示」をオン。

私の場合は目標が100冊なので1冊1%と単純ですが、目標冊数がキリのいい数字でなくてもパーセンテージで出してくれるので応用が効く方法だと思う。


管理におけるマイルール

自分の読書スタイルに合わせた2つのルール。

①本の値段は記録しない

読書は何よりの自己投資。本に使ったお金は自分にとって肯定的なものだし、値段を合計して「こんなに使ったのか…」という気持ちになりたくないので(笑)敢えて記録していません。
また、本のサブスク(Audible・Kindle Unlimited)を利用し、図書館もあるので、値段の合計を知る意義はあまりないと思っています。

②OUTPUTまでやり切ったら本当のゴール

読書は自分の頭で噛み砕いて言葉にして、次にするべきアクションを見定めて、行動に移してようやく血肉になるもの。
データベース内に感想や印象に残った文章を書き溜めていくという使い方をしている人は多いかと思いますが、そこで終わらずに外に発信していくことで理解や学びはより深くなるのでぜひ取り組んでみてほしいです。

私の場合、毎月投稿の読了noteやInstagramで感想を発信したらチェックをつけ、できるだけ【読む→アウトプット】で1セットとなるよう意識しています。

インプットすると、脳の中の情報や知識が増えます。しかし、インプットだけでは、現実的な変化は何ひとつ起きません。
一方、アウトプットは「行動」です。アウトプットして初めて、現実世界に対して変化や影響を与えることができるのです。
インプットは「脳内世界」が変化するだけ。アウトプットして初めて「現実世界」を変えることができます。

学びを結果に変えるアウトプット大全(樺沢紫苑)より引用

Notion活用術も、作り込んで満足するだけでなく発信ありきで「どうやってこれを解説しよう・・・」まで考えて&手がやっている作業を言語化することで、より深く理解できる気がする。



こんな感じで、2023年は運用していこうと思います。
もっと詳しく知りたいところなどあればお気軽にコメントください!では。


頂いたサポートは書籍購入費を中心に、発信に関わる使い方をさせていただきます!