『太秦映画村』には洋館や噴水もあった⁉
先日『東映太秦(うずまさ)映画村』を10年ぶりに訪れました。
『太秦映画村』といえば『水戸黄門』が有名ですよね。
『水戸黄門』シリーズは43年間にわたって京都撮影所で制作されていたんですよね。
そんな『時代劇』の始まりは、松竹蒲田撮影所で製作された『清水の次郎長』(1922年公開)とされています。
そもそも『時代劇』は、『歌舞伎の時代物』という言葉からきているそうですね。
そして『時代劇』は、実際にあった歴史上の事件や歴史に残る人物を登場させることも多いが、登場する人物像を始め、その時代の慣習、風俗、効果音、台詞などが大胆にフィクション化され、その『時代劇』が制作された年代の大衆に受け入れやすいようにつくられます。
そんな『時代劇』の舞台設定が『江戸時代』に集中している理由は、『勧善懲悪』を際立たせるためとも言われています。
また、演技の仕方、衣装、セット、原作などのノウハウが、他の時代に比べて圧倒的に蓄積されているため作りやすいとも...
いずれにしましても、『時代劇』は創作です。
しかし『歴史小説』などとともに、『江戸時代の記憶』として私たちの記憶に刷り込まれていく気がします。
それは日本人だけでなく...
そしてそこには大きなお金が流れるシステムが...
....と、木造の古めかしいセットを見ながら、世の中の仕組みをも垣間見た『太秦映画村』でした。
ちなみに『太秦映画村』には、江戸時代のみならず、明治時代の洋館の再現や噴水、さらには、洋館の街のジオラマがあることに驚きました!!
それはひょっとして...
江戸時代にも煉瓦の洋館や噴水があったからとか…???
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