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いよわさんの曲の追加考察(地球の裏編)

こんばんは。
今まで何本かいよわさんの曲の考察noteを投稿してきました。(まだの方は読んでくれると嬉しい↓)


投稿後にこういう考え方もあるかもしれないと思うものがいくつかあったので、まとめていきます。
⚠️いつものnoteよりもかなりふわっとした解釈なので、ゆるく見ていただければ幸いです。
個人の考察なので、正解はありません。

今回は地球の裏より2点。
考察本編はこちらから⤵︎ ︎

サムネは前描いたやつをレトロ加工にしてみました。

文字なしver.

わかりづらいかと思って文字ありも作ったのですが、なんか違う感じがしたので、とりあえず文字なしでいきます。

文字ありver.

ぬるくなった魚

歌詞の冒頭、「ぬるくなった魚のような目をしている」について。
考察本編では、ぬるくなった魚には生気が薄いという話をしていましたが、その後聴いていると、どうやら「ぬるくなった」の部分は「死んだ」と発音しているんじゃないか説が出てきました。

メロディーに対する音の数も「ぬるくなった」は詰め込みすぎな感じがして、「死んだ」の方がしっくりくるんですよね。

意味としては大きく変わらないですが、「ぬるくなった」より「死んだ」の方が直接的です。この「直接的な表現を避けた」というところに意味があると考えています。

私の考察だと、死んだ魚のような目をしているのは、私たち視聴者です。
そう考えると、直接「死んだ」とは言いたくないという気持ちもわかる気がします。音楽を聴いてくれる、生死を握っている存在ですから、皆は死んでほしくないと思います。

けだもの

次に考えたいのは、「都合のいい見た目をして 都合のいいことを喋る けだものを求めたけだもの」の部分。

考察本編では、キャラクターと消費者という考え方をしましたが、ほかの考え方もあるのではないかと思えてきました。

それが、いよわさんが作ったキャラクター(いよわガールズ)といよわさん(創作者)の関係です。
曲の中のキャラクターとして作られたいよわガールズは、少なくともいよわさんにとっては、都合のいい存在のはずです。都合のいいという表現をかわいい、お気に入りのような言葉に置き換えてもいいと思います。

このキャラクターと創作者の考え方で歌詞を見てみると、自分にとって都合のいい存在を作ること(物語を作るような曲作り)ができなくなり、今の創作スタイル(合成音声のいよわガールズ化+いよわさんの創作に対する気持ち)の背景が読み取れるような気がします。
歌詞にある「魂」という言葉が創作者の気持ちのようにも感じられます。

都合のいい見た目をして
都合のいいことを喋る
けだものを求めたけだもの
乱れの無い計測機器が捉えるのは気持ち悪い人
ここはダメだ
居られないと
分かりながらそれでもまだ
魂があると言い張るの

『地球の裏』 歌詞


歌詞のはじめの方で、自分のことを「獣」と言っていたのが、この考察が思いついたきっかけになりました。「けもの」も「けだもの」も漢字にすると「獣」になります。

「けもの」と「けだもの」の違いを調べてみると、基本的には同じのようですが、少しずつ意味が違うようです。(参考サイト
私が注目するのは、①「けだもの」は人間に対しても使われる、②「けだもの」の方が人を罵るニュアンスが含まれている、という部分です。

先ほどの「ぬるくなった」の話と他の曲のことを合わせて考えると、視聴者のことをわかりやすい言葉で表現するのかという部分が疑問に残ります。
でも、「文字すら読めぬ猿」に近いところはありそう…。

自分でもよくわからなくなってきたので、あとは読者諸賢の解釈に委ねます。
いよわさんの気持ちがわからない限りは永遠にわからない謎ですね。

まとめ

なかなか繊細な話題を取り扱いましたが、いよわさんや私の過去の解釈を否定する意図は全くありませんので、ご理解いただければ幸いです。

そして、よければマシュマロなどで「私はこう思った」という意見を教えていただけると嬉しく思います。新たな発見があるかもしれないので。

よかったと思う方は、スキも押していただけると、励みになります。(noteユーザーでなくてもできます。)

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。



最後まで読んでいただきありがとうございます🙇‍♀️