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もういくつ寝ると県大会

あっという間に年末を迎え、年を越せば各地で全国予選が行われます。早いところだと1月の2週目なんかで、大会までの練習回数は年末年始のことを考えれば5回ほどしかないチームもあるでしょう。いつもnoteやX(旧Twitter)を見て頂いている方たちは仲間だと思っています。お互いに最後まで走り切りましょう。

チームを立ち上げて半年、初のD1デビュー戦は予選全敗に終わりました。決して厳しい現実だとは思っていません。今のありのままの彼らを見ることができました。成長した姿を多く見ることができました。よく最後まで諦めず、怖がらずに戦い抜いたと思っています。彼らを誇りに思います。

正直な話をすると、現時点で県予選の優勝確率はかなり低いです。0と言っても過言ではありません。大会で結果が出なかったからではなく、以前からそのように思っていました。それでも、僕ら指導者は絶対に諦めてはいけない。

何を以って日本一の監督とするかは不明ですが、3年連続で全国大会を優勝すれば、そのチームの監督を日本一の監督だと思う人はそこそこいるはずです。これは一例になりますが、僕ならできるって本気で思っています。僕の場合は心から本気で思っているのですが、そう思っていない人も口にしなきゃいけないと思うんです。

仮に自分が小学生だとして、監督が「県大会で優勝はできないけど頑張ろうね!」なんて言ってたら、自分の上限を決められているようで嫌じゃないですか。僕のチームの選手は、まだD1やD2の違いを理解できているわけでもないし、全国大会のレベルがどれくらいなのかも理解していないです。でも、「試合に負けたくない。」と全員が口を揃えて言います。それなら、僕ら指導者も本気で勝つことを目指すしかありません。謙遜なんて必要無いって思っています。現在地を間違えて、ただただ偉そうなことを言うことは良くないことですが、目的地は理想の未来を言いましょうよ。笑われようが、バカにされようが、子どもたちと本気で同じ方を向いて走りましょうよ。そうじゃないと楽しくないですもん。

「勝ち」は楽しさの大きな指標です。勝ちがすべてだとは思いませんが、勝った方が楽しいに決まっている。「勝つことよりも大事なことがある。」みたいな台詞は耳にタコができるほど聞きましたが、「その大事なことって勝ったら教えられないことなの?」って思います。負けて学ぶこともありますが、その負けって本気で勝ちを目指した結果です。だからこそ、負けに価値があるんです。きっと、勝つことよりも大事なことはあると思いますが、勝つことより大事かどうかは、まず勝たないとわかりません。「米よりパンが好き」って言っている人が米を食べたことないなんてこと無いですからね。

長々と色々書きましたが、最後に一つ。
僕のチームが必ず県大会で優勝して全国に行きます。100回に1回くらいしか優勝できないかもしれないけど、県大会当日にその1回をつかみ取れる気がしています。みなさんと頑張りたいです。

お付き合いいただき、ありがとうございました!

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