すべて嘘 何のために書いているのか分からない 恥の上塗り

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  • おくらの先っちょ

    書いたやつ全部、予定は10本 最新のやつ以外は一部公開にしてる

最近の記事

七日間の苦しみ

今まで何気なく過ごしていたこと、他人事だと思っていたこと、それらが自分の身に降りかかることで初めて実態を知り、恐れや苦しみを抱くことは世の中たくさんあると思う。それらに出会う前と後では本当に世界は異なって見えるし、自我すらも断絶されたかのような実感を得る。 俺の場合は、花粉だった。一週間前、風邪を引いた訳でもないのにやけにくしゃみが出る。鼻水も止まらない。こんなことは今まで無かったから、原因に思い当たるまでかなりの時間を要し、SNSを見たことで初めて花粉症が自身の経験の中に

    • マッツ・ミケルセン、俺を殴れ

      美しい顔の人間が好きだ。最近流行りの性的指向うんぬんとかではなく、美術品を愛でるような単純な意味合いにおいて好きだ。 美しい顔の人間に酷いことをされたい。最近流行りの性的嗜好うんぬんとかではなく、圧倒的な美の前に人は無力であると思うからだ。 そういう大きな力ともいえるモノに身を委ねたくなるのは当然の思考プロセスだと考えている。人が大自然に身も心も委ねることに近しいかもしれない。 人に面と向かって言ったら引かれてしまい、インスタやラインもミュートにされかねないキモいことを

      • 二重思考の天邪鬼

        毎日、毎日、色々な事を考える。そのうちのいくつかを自身の中で芽生えた最適解として行動に移す。そんなプロセスを実行する事で1日を平穏無事に過ごしているはずなのだけれど、時々違和感に思うことがある。 それは、最適解として選んだはずの行動Aを行なっている時に、Aとは類型が異なる(むしろ真反対とも言えるような)Bの行動こそが最適解なのではないかと思うことである。 優柔不断なだけであると考えていたことも勿論あるのだけれど、行動Aが最適解と信じて疑わない状況下において生じる思考である

        • 引っ越ししろ!すんな!しろしろしろ!する!!

          引っ越しする。もう引っ越しするって決めた。これを誰にも邪魔することはできないし邪魔させない。もう夏休み、地元に帰るでしょ。 ただ荷物が半端ない、本が多すぎる。買うだけ買って読んでもいない本が誇張なしに300はある。嘘。あっても100ちょっと。焚書よろしく本を燃やすか捨てるなりすれば良いのかもしれないが、そうは歴史が許さないので実家に送る。 荷物の整理も難しい。片づけるという行為を今までしてこなかったツケが回ってきた。今もテーブルの上には何の充電に使うのか分からないコードが

        七日間の苦しみ

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        • おくらの先っちょ
          4本
          ¥100

        記事

          ブルース・ウィリスを観る日

          ブルース・ウィリスが俳優業を引退した ブルース・ウィリスが俳優業を引退した ウィルもクリスも引退してはいないのに だからブルース・ウィリスの映画を観なければ 大方の動機は引退だ。他方は懐古。思えば子供の頃からブルース・ウィリスの映画に触れていた。『パルプ・フィクション』に『フィフス・エレメント』、『シックス・センス』、いくらでもある。演技のことは分からないけれどいずれの作品も面白かったし、強烈なインパクトを今もなお与えていると思う。 3/31の昼、引退の話を聞いて居ても

          ブルース・ウィリスを観る日

          所在ないじゃん、トロフィー

          所在ないじゃん、トロフィー

          あおさのみそ汁かわいそう!

          最近、この世にはタダになるからこそ売れる、むしろタダでないと売れないと思われる商品があることに気付き、肝を冷やしている。 はま寿司の「あおさの味噌汁」はその代表例と言っていいだろう こいつが頼まれる瞬間はいつでも手元にクーポンがある時だ。クーポンこそが本体、クーポンこそがあおさのみそ汁と言っても良いくらいだろう。 だから、店舗に備蓄されているあおさのみそ汁達は今もなお震えている。ただただ単調に訪れる毎日を憎み、鮮魚たちには羨望の眼差しを注いでいるだろう。 しかし、俺は

          あおさのみそ汁かわいそう!

          得から得られる徳はもはや毒

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          肩肘とワクワクなカツ

          私はカツ全般が好きだ。 牛・豚・鷄なんでもござれだ。 けれど、私は牛に対して少しの不満がある。 牛カツといえば、数年前から段々と勢力を広げ始め、牛を使うという高級感から話題性を掻っ攫った品物である。 しかし、私が投げかけたいのは、「牛カツの妙な上品感」である。 彼らといえば、基本的には半生で揚げられたカツを薄切りにして、いろんな薬味を付けて食すという方法が一般的である。ただ、この食べ方ってなんだか洒落臭くないかと思ってしまう。色んな薬味に付けて食べるという方法が、既存

          肩肘とワクワクなカツ