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40代の旅好きは、どこに生息してるの?

わたしの趣味は旅なので、よく検索するのも旅関連だったりする。
そこでよく思うことなのだけど、旅メディアにしても旅コミュニティにしても、既存してるのは20〜30代の若い人向けのものが殆ど。
わたしのような40代の旅好きは、いったいどこに生息しているの?

そこでわたしが最近ひとつの夢物語として思うことは、40〜50代の旅コミュニティとか旅マガジンとか、そういったものを作ることはできないのかな?ということ。

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これはわたし個人の考えだけど、40代ともなると、若者が泊まるようなドミトリーはもうキツイのです。性格的な問題もあるけれど、眠る時くらい誰にも気を遣わず一人になりたい。ゲストハウスが嫌なわけじゃない、ドミトリーがもう無理。泊まるなら個室でなきゃダメ。

わたしは20歳前後の頃バックパッカーをやっていたので、ゲストハウス含む安宿やユースホステルやらには散々泊まってきました。バンコクのカオサンロードの小汚い安宿、長い長い坂の上にあった怖ろしく不便なプラハのユースホステル。リビングの片隅に泊まらせてもらったニース。あれは若さゆえできたことであり、今では「ああ、そういうのはもういいです」って感じになりました。



どうやっても若者には若者の、大人には大人の旅のスタイルというものがあります。体力があって深夜早朝まで遊べる若者と、一晩寝たくらいじゃ全快はキツいというミドルエイジとでは、積載しているCPUが違う。回転速度の遅いそれを積載しているだから、無闇矢鱈とハードに負荷をかけてはならんのです。

わたしたちミドルエイジはシニアほどの時間の自由もないし、子供にもお金がかかる世代。家族旅行ならともかく、ひとりで旅に出るとなれば、まずハードルとなるのは家族のことでしょう。子供をどうするか?夫にどう理解してもらうか?そこで思い悩んでひとり旅を諦めてしまっている女性って、意外と多いのでは?

ちなみにわたしは38歳の時、7歳の息子を置いてヨーロッパに飛んでいきました。
その間の息子の世話は、実家の母にお願いして。後から知ったのですが、母はそれをずっと父には内緒にしていました。子供を置いて母親が一人で海外に行くなんて、お父さんが知ったら怒るに決まってる!母はわたしにそう言いました。それに対してわたしは何も言いませんでしたが、これが世間一般の反応なのだな、と感じたことは記憶に残っています。
こういった周囲の反応を怖れて旅を諦めてしまう女性がいることが、わたしにとっては残念に思えてならないのです。

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わたしのように若い頃に海外をあちこち旅したけど、結婚して出産したらそれどころではなくなった。いずれ子供が巣立ったら、また旅に出たい。そう考えている女性はいないかな?若者対象の旅メディアばかりだなと思っている方もいないかな?

そういうのを自分で作れたら、それってめっちゃ面白いんじゃない?まあ、現時点ではただの妄想ですが。
でもね、たとえ妄想であってもこうやってアウトプットしておくと、結構な確率でいいことがやってくることも知っているので。ええ、それ相応の年齢ですのでね。




ありがたく生命維持活動に使わせていただきます💋