マガジン

  • 妄想音盤堂

    LPジャケットは12inchほぼ32cm、CDは12cm概ね1/3ちょっとの大きさだ。未だに、手にした時の存在感には差がある。 ただ、なんとなくなのであるがこのジャケットを自分なりに模写してみたらどうかなと思ってCDジャケットサイズにしてみたところ、結構面白いのである。 当然、ジャケットが良く、且つ内容も良いレコードじゃないといけないのである。

  • 日々雑感

    統一したテーマは無く、ちょっと気になった事や趣味の事など描きたいものを描いたもので、他のマガジンのテーマから外れたイラストを集めています。

  • 記憶の残像

    光像スケッチ。眼に見えるもの、ふと気にかかったもののアルバムです。

  • 重箱の四隅

    記憶にとどめておきたい物、イラストで残しておくための備忘録的なモノです。

最近の記事

LIZZY MERCIER DESCLOUX : ONE FOR THE SOUL

リジー・メルシェ・デクルーは80年代ニューウェーブ全盛の頃、フランスのシンガーソングライター/ミュージシャンとして活躍。確か、日本版も何枚かリリースされていたような気がするので、それなりに名前は売れていたんだと思う。最初に聴いたのは、1stアルバムの『Press Color』(1979)。当時の気になる女性ボーカルの1人として聴いていた。スージー・スーはパンク出身の当時からその音楽性は高く評価されていたと思うが、同時期にインディーズ界隈で人気のあったダニエル・ダックスやストロ

    • イラスト展

      昨年から縁あってイラストの展覧会を開いている。友人とのグループ展のような形で参加したのだけれど、作品の数もある程度たまったことだし、個展を開くことにした。お世話になっているCafeZさんで開催したのだけれども、定休日の関係でどうしても観に来れない友人も居て、少し違った時間帯で営業しているSYNAERGY73で個展を開くことにした。 6/20で岡山県の緊急事態宣言も解除されたが、岡山市内は時短営業や酒類の提供制限などまだ限定的な自粛営業が要請された。がっかりだけれど、致し方無い

      • 1日1台

        9月に入って1日1台というお題でInstagramに車のイラストを投稿し始めた。 5月にやったグループ展で展示した小さい車のイラストの続きで、額に入れると雑貨のように飾れる。 レコードジャケットをCDサイズに描くというのも最初は、1日1枚描けると思ったのだけど、絵柄によってはとても時間がかかってしまい、1日1枚なんて到底無理ということがわかった。ここにアップするものも、数枚が進行中でなかなか仕上がらない。しかも、描きあげたら文章も書かないといけない。なかなか更新ができないの

        • ミゼット

          おそらく2、3歳の頃だと思うが、ミゼットの荷台に乗っている写真が実家には残っていた。父は若い頃は車を運転していたようだったが、僕が物心ついた頃には家には自転車とカブがあるだけだった。そしてカブの後ろに乗せてもらっていた時のことをかすかに覚えている。それからず〜っと自家用車がない暮らしだった。倹約家の父は「車を持つのはドラ息子一人養うのと一緒だ。」と言って自家用車は持たなかった。僕が免許をとって初めて我が家に自家用車がやってきた。この時、手に入れたのは大学の友人に譲ってもらった

        マガジン

        • 妄想音盤堂
          31本
        • 日々雑感
          9本
        • 記憶の残像
          13本
        • 重箱の四隅
          14本

        記事

          ANNA DOMINO : EAST AND WEST

           これはクレプスキュールレーベルでのファースト、ミニアルバム(EAST AND WEST / 1984年作品)。ベルギーブリュッセルのインディペンデント・レーベル「クレプスキュール」は英国のファクトリー・レコードとも提携、その独自の選択眼で多くの優れたミュージシャンを輩出。最も有名なのは『ブリュッセルより愛を込めて』(From Brussels With Love / 1979年)当時LPで聴いたのだけれど、元々はコンピレーションカセットテープ(アンテナ、タキシード・ムーン、

          ANNA DOMINO : EAST AND WEST

          旅するカップ

          旅するカップ

          VIRGIN PRUNES : ...IF I DIE, I DIE

          そのプロフィールとか全然知らなかったのだけれど、とにかくレコードの盤面に針を落とした瞬間に鳥肌が立つような感覚。これはカッコイイと思った。しかし、何故こんなアルバムの日本盤があるんだ? 後から知ったのだけれど、プルーンズの中心メンバー、ギャビン・フライデーとグッギはU2のボノと共にダブリンで「リプトン・ヴィレッジ」なる少年ギャング団を作っており、幼馴染で親友。ギタリストのディック・エヴァンスはU2のエッジの実兄で、U2の1枚目と3枚目のジャケットを飾る少年はグッギの弟というプ

          VIRGIN PRUNES : ...IF I DIE, I DIE

          マドベ

          ここ数年、たまにライブハウスに足を運ぶようになった。友人がたまにライブをやったり、その関係で知り合いが増えていき、お金と時間の都合がつく時はライブハウスに行ったりする。そんな中で、最近の若い子達のバンドを見る機会も増えて、「みんな上手いわ」って素直に思う。演奏のテクニックは、それなりにばらつきはあるものの、音楽を演っているということにおいて、自己表現がちゃんとできている若い子たちが多い気がする。まあ、今流行の音っていうものに影響はされているだろうけど、コピーだけに終わっていな

          P-90

           最近出しっぱなしでアンプに繋いでいるのは、もっぱらSquireのTeleCasterでP-90が2発のやつ。安いギターだったのでフレットのエッジなどは自分でヤスリがけしたりしましたが、音はイイですね。手持ちのチューブアンプはどれもやや丸い出音なので、ハムの載ったギターよりシングルPUの方が好みの音がする。ただ、組み合わせによってはパキパキで音が細すぎる感じもあって、ストラトならネック側のPUの音が好き。そんな時に見つけたのが前述のテレ。P-90って絶妙な音だと思う。(好みだ

          鶏五目ご飯

          もう二十年以上も前、一人暮らしをしている時に、自炊するのに料理本などを見ながら作るのも面倒で、自分の気に入ったレシピをまとめておいたら便利だろうと、ノートにまとめていた。しかし、そんなにマメに料理していたわけでも無いので当然気に入ったレシピも稀にしか出会わない。5つぐらいのレシピを描いたまま、眠っていたレシピノート。 数年前に片付けをしていた時に出てきたノートを見て、今ならもう少し加えられるなと思い、時々描いている。 妻が亡くなって5年が過ぎ、毎日とはいかないが、なんだかんだ

          鶏五目ご飯

          antique et cafe Felicite

          倉敷美観地区の本町通り。鶴形山の麓、南側をぐるっと回る通りは大原美術館などがある倉敷川に面した通りから離れて東へと向かう通りで、町屋の趣を残したお店や民家が並ぶ細い道である。しかしながら、車の通行も可なので用心しないといけない。完全に歩行者天国というのもいいが、車も人も混在だけど、否応なしに徐行しないといけない道っていうのも、生活感があって好きだ。 そんな本町通りには、吉井旅館や平翠軒、アヴェニューと言った有名どころが並ぶ。その中に「アンティーク エ カフェ フェリシテ 」が

          antique et cafe Felicite

          Telecaster & Rocket212

          Telecaster & Rocket212