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ガンに勝つために乳製品を断つ

日本では報道されることの少ない、海外ニュースをお伝えします。

今日はガンと乳製品のお話。

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1987年に初めて乳がんと診断されたジェーン・プラント教授。1993年に5度目の再発を起こした。二次性腫瘍で、卵半分くらいの大きさのしこりとなって彼女の首に現れ、医者には余命数ヶ月と告げられた

1970年代のある疫学研究によると、西洋諸国で12人に1人が乳がんを患うのに対し、中国では10万人に1人との結果が出ていた。プラント教授はその理由を乳製品の摂取と考えた。

失うものはないと感じたプラント教授は、化学療法を継続しつつ、実質一晩で乳製品をやめ、アジアスタイルの食事に変えた
既に肉や魚、卵などの動物製品を断っていた彼女は、数年間欠かさず食べてきた生有機ヨーグルトを含む全ての乳製品をやめた。

すると、6ヶ月で彼女の首のしこりは消え、1年でガンが鎮静し、その後18年間再発していない。

食事のおかげだと確信した彼女は、伝統的な中国の田舎の食事に似た、乳製品に頼らない、大豆などの植物性たんぱく質中心のプログラムを考案した。
当初は乳がんを患う女性を助けるために考案したが、のちに前立腺がんを患う男性も助けるようになった。2000年に発行された彼女の体験談を記した本「Your Life in Your Hands(あなたの人生はあなたの手の中に)」は、多くのがん患者からの回復に役立ったという声で話題になり、感動を巻き起こした。

(引用:FOOD FACTS HP

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これ、実話なんです。

乳製品をやめた途端、癌細胞の増殖が止まり、しこりが消えたという嘘のような本当の話。

このあと2011年に乳がんが再発してしまうのですが、その理由は禁止していた子牛のレバーのバター炒めや、粉乳の入ったファラフェルを食べていたから。

牛乳のデメリットは、今でこそ科学的に証明されていますが、当時は大々的に取り上げられることはありませんでした。プラント教授はこう結論付けています。

"乳製品を断つことは、結腸直腸癌、リンパ腫、のど(肺以外)のがんをも防ぐ可能性がある。「牛乳は子牛には良いものであっても、人間には良くない。」"

子どもの頃からやってきた習慣、世間の大勢の人がやっている習慣が、必ずしも正しいとは限りませんよね。

vegielab🌱

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