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広島に住むドイツ人。私はワーキングホリデーの“ホリ”しかしてないの。

「もういいから、出て行って。」

いきなり彼氏に大きな声で怒鳴ったのは
ドイツ人のニーナさん。

もう何を言っても手遅れで、
次の日の朝には、シェアハウスの机の上に

短い間でしたが、お世話になりました。

と彼の手書きのメモが置かれていた。
彼らが再会したのは1年ぶりだった。

それから彼がシェアハウスに
戻ってくることは無かった…。


当時のことを思い出して、
ではシェアハウス物語を始めましょうか。


私はワーキングホリデーの
“ホリ”しかしてないの。

ドイツ語、英語、日本語
を巧みに扱うニーナさん。

例えるならば、小犬のわんちゃん🐶

学校に行くわけでもなく、
仕事に行くわけでもなく、
たまに言語を教える仕事をしたりして、
ワーキングホリデーの”ホリ”を過ごすことを全うしている。

シェアハウスメンバーの誰よりもお喋りで、
いつもわんわん誰かと喋っている。🐶

ほとんどシェアハウスに居るから
「荷物の受け取りは私に任せて〜!」
とか言うけど、ぜんぜん出ないんだよな〜笑

ニーナの悩み

このまま日本に永住するか
それともドイツに戻るか。

いつまで”ホリ”を続けるのだろう。

あと半年でビザが切れるから。
決めなくちゃいけない。

28歳の誕生日を迎えるニーナさん。

広島に住んで2年。

将来をどう過ごすかを考えている。
ドイツに住む彼のことも。

誕生日に彼氏が日本にくる

2人の関係性はというと、
ドイツ人の彼女は日本に住み、
日本人の彼氏はドイツに住む。

そんな入れ違い関係。

ドイツで出会い、
日本との遠距離になってから、
1年ぶりの再会を広島で迎えた。

ドイツ土産をたくさん持ってきて、
誕生日を2人で祝う。
とても素敵なカップル!

シェアハウスで喧嘩

でも、事態は一変。

シェアハウスで仲良く話してたら
あまりにも日本人で盛り上がってしまい、
自分が置いてけぼりになって
私のことを気にかけてないとご立腹。

日本人同士の時と
私に対しての彼の態度は
ぜんぜん違うと。

言語の壁なのか、
彼への不満なのか。

そして、出てきた言葉が、

「もういいから、出て行って。」

久しぶりに母国に帰ってきて安堵した
彼の言動も分かるし、
誕生日の彼女の気持ちも分かるな…。

一度は破局したけど、
リベンジの共同生活が始まる。

彼は地元の名古屋に戻り、
翌日には彼女と繋がるLINEもInstagramも…
ありとあらゆる連絡手段を全てブロック。

それでもニーナさんは大事な彼を追跡して、どうにか連絡手段を見つけていた…!

すごい!

頭を冷やしたら、いろいろ見えてきたよう。
しばらくして2人は京都で再会することに。

彼の帰国日を迎えると、
それぞれの生活圏に戻ったけど、

シェアハウスに帰ったニーナさんは
一生懸命に“就活”を始める。

その理由は明白になっていた。

たくさんの不安を抱えつつも、
大好きな彼とドイツで同棲するために…!!♡

2人のシラバに遭遇し、
もしかしたら加担してたかもしれない
私たちシェアハウスメンバーは
その話を聞いて一安心…!笑

広島でのワーキングホリデーの“ホリ”を
ハッピーに終えることになりましたとさ。

旅立った後に
ドイツまで届けるメッセージたち🇩🇪


to be continued…?

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