#12 ときどき、心地よさの点検を

ここ最近になって、いままで興味があった人に興味がなくなってきている。勝手に興味を持たれ、勝手に興味がなくなったと言われ。その人からしたらなんと迷惑なハナシ。

毎日家事をしながら、音声配信を聞いている。家事もできる、お話も聴ける、一石二鳥という感じがお気に入り。

子育て関係の音声配信では、我が子や自身ついて悩みを相談し、それについてアドバイスがある。ふむふむという視点。うんうん、うちにもそういう時期があったあった、とか、もう少し成長すると同じような悩みにぶつかるのかな、とか。想像をしながら聞いていた。

それが、昨年末くらいから、自分の悩みでもない他人の悩みを、自分が相談されたわけでもないのに、自ら取り入れる必要ってある？と素朴な疑問を持ち始めた。ただの冷たい人かもしれない。自分の悩みではない話を聴いていると、自分の悩みをひとつ増やしたような感覚になってしまう。ああ、わたしはまだまだ自分のことで精一杯だ、ということに気づいて、フォローを終わりにした。

そのほかにも、毎朝当たり前のように聞いていた憧れのパーソナリティーさんがいた。漁るように過去放送を聴いていたのに、最近では全くピンとこなくなった。どうしてこういうことが起こるのか、本当に不思議だ。根本の”なにか”が合わなくなったのか。1ヶ月ほど自分の気持ちを確認しながら聴いていたが、3月になりもういいかな、と納得し、フォローを終わりにした。

多くの情報が入ってくる今。気づくと、やらなければいけないことを自然と増やしていることがある。とりあえず、の使い方には気をつけたい。

聴いていて、見ていて心地いいと感じるものを。それは、1ヶ月前と今日、そして1ヶ月後、心地よいものが同じとは限らない。変わっていいこと。ときどき点検がだいじだね。