たった4ヵ月の経験が何かの役に立った
現在、WEBマーケティング会社で勤務している27歳の14GHTです。
経験話をします。22歳のときに"お客様に有名な光回線をオススメする仕事を引き受けて"働いていました。新卒正社員です。同期は、100人。
用意されているリストに電話をかけまくります。1日に700件以上。お客様に繋がれば500件。鳥に行けそうなときは、300件になります。
いや、どうやって1日に700件もかけられんの?と思った人(いるかはわかりませんが)に向けて書きます。
電話をかけて、人の声がしなければすぐ次の電話番号にかける、それだけで1日で700件以上行きます。たったの4ヵ月でざっと計算して、約3万件電話をかけたことになります。平日だけじゃなく、土日祝日の勝負所にも仕掛けます。実労働:平日は、9時間。土日祝日は、12時間。月に1,2日休みあり。
当時の僕は、電話をかけまくることが目的になっていた(数字がとれないと諦めていた)攻め方をやってました。
まず、リストにある電話番号に電話します。ここからの判断は、1~3秒です。faxの奇妙な高温が聞こえたら速攻で電話を切ります。(これで1件終了)
または、留守番電話の音声が入ったら速攻で電話を切ります。(これで1件終了)
人の声が聞こえたら、会社の受付かこちらのターゲットかでこちらの切り口を変えます。
受付の人にいろいろ聞かれたら
「失礼しました。」
と言って、相手が電話を切ったか確認してからこちらが電話を切る。(これで1件終了)こちらが先に電話を切ると失礼になると教わりました。
ターゲット(一般のお客様)だった場合、先輩から教わり、声出し訓練したことを踏まえて営業開始です。
「もしもし⤴ (あ、)お世話になっております わたくし○○代理店の…」
電話営業に聞きなれた人かそうでないかは、この切り口への返答でわかりました。
相手「いらない」
即リプ。
僕「解約ですか?」
相手「え、何の話?」「いや、解約しないよ」
僕「あ、良かったです。ありがとうございます。そういえば、むかしぃ⤴」
で具体例を出して、光回線の人気高まってますよ!みたいなことを言って、
テンプレトークに戻し、話を進めていきました。(たしか、こうだったと。)
あくまで一例なので他にもいらっしゃるんですが、なかなか最後まで話を聞いてくれる人は、だんだんいなくなってきます。聞き覚えのある声がまた電話に出た際には、申し込んでくれないとわかっている(僕が勝手にあきらめている)ので
「失礼しました」
と言って。まぁ、流れるようにしてました。(仕事を放棄した)
そして、一陣までを引き受け、二陣は、先輩たちが引き受けていました。
要は、僕は、光回線の申し込みのオススメとお客様が申し込んでくれるかの一回目の意思確認をしただけです。光回線に代えたいと言ってくれたお客様には、先輩に紹介し、2回目の意思確認と工事の日程調整をしてくれていたと思います。
ここまで長く書く必要はないでしょうが、僕が書きたいので書きます。
ただ、電話をかけまくるだけでは、何の意味もないし、どういった方が電話回線から光回線に代える申し込みをしてくれるのか、情報収集し、記憶してました。メモっとけばよかった。
電話に出てくれる方たちの年齢層は、関東圏に限り、60代以上が7割。30~50代が2割。10~20代が1割。他都道府県の年齢層の割合は、比べて多少変わってくるだけです。この中の10~50代が比較的に申し込みの意志が強かったです。pc使うとか、子供がいるとか、ゲームするとか。
僕は、同期100人いた中でも上司に好かれ、ちょっとだけ結果を出せていたようなので6月から新規事業部に配属されました。そして、扱う有名な光回線の種類も増えました。
そのため、正直違和感はありましたが、電話営業の切り口で○○の代理店と言ったあとにお客様から
「あ、私は、この○○回線を使ってるんですが…?」
と返答あれば
「あ、そうですよね?今回、そちらの○○回線の件でして⤴」
に切り替えました。
この当時の僕は、勤務中から
「いやいや、今時電話機なんて誰も使ってないし、お客さんの反応からして電話対応っていらないんじゃないかぁ?」
って思ってました。電話対応が要るかいらないかは、別の話なんでしょう。
当時に培った柔軟性が今、何かの役に立っているのかな、なんて思います。
そして、商材が変わっても数字が変わらなかったので(ポジティブに考えれば)何の商材を扱うかは、関係ない。ということです。
以上、たった4ヵ月の経験が何かの役に立った、でした。
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