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自分の成長を邪魔するのは、「プライド」じゃなくて「自分」だということ

バイトで入っていた時のこと。
上司に
「この書類、シュレッダーかけといて」
と指示された。とりあえず数時間で1こ終わらせた。
まだまだ段ボールに入った書類が2,3こ余っている。
都合の良いヤツってのは、こういう仕事を引き受けるものであり、8割仕事を引き受け、2割断るのが稼げる男の法則だという僕の偏見があった。
だんだん心の底から
「これ以上の仕事をもらえないんじゃないか」
って不安が出てきたのだ。
戻ってきた上司に
「これ以上は、(仕事を)断ってもいいですか」
と言ってしまった。
プライドが許さなかった。
(だって、仕事できるんだもん)
それなのに仕事ができるのにこうやって断ったせいでそのあとは事務作業ばかりになり、暇な時間が続き、辛くなった。
すぐにこのまずさ(空気を読めてない感)に気づいたので1週間後には、仕事を全部引き受けた(つもりでいる)。
しかし、僕は忍耐力が無い。待てなかった。
自分が正しいと思い込み、自分のプライドを保ち続ける行動をとった。
チャンスは、一度きりだと思って
「もうこの会社では、正社員になれる評価をされないなぁ」
と諦めたのだ。
頭では、プライドが成長の邪魔をするとわかっていたが、行動に出てしまう。
今、こうやって文章にすると自分の未熟さを実感できているというか、素直に書けている気がするので少し俯瞰出来てよい。
プライドが邪魔をすると言っても物理的な存在ではない「プライド」のせいにして自分が正しいと思う道を歩いていくのが人間だと思う。
僕は、この一人です。
現在、27歳。このまま30代に突入せずに気づけたことに気持ちよくなろうと思う。

環境が変わればまた自分が「自分」の成長の邪魔をするかもしれない。いつでも見返せるようにnoteに残す。

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