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私の中の認めたくない私

最近元彼の夢ばかり見る。
今日も別れ話をされた時のみぞおちがきゅっとなる感覚で目が覚めた。
月曜日からなんと憂鬱な目覚めなのか。夢か現実か一瞬わからなくなるあの感じがなんとも気持ち悪い。

昨日友人と会ったときに、恋愛における価値観の話になった。そこで自分自身の考えが歪んでいることを再認識してしまったことが夢に影響している気がする。

私は相手の好意をどこかで疑ってしまう癖がある。自己肯定感の問題なのか、信頼感の問題なのか、いつ嫌われても傷つかないようにガチガチに防衛してしまうのだ。
好かれていると感じれば感じるほど、その思いが強くなる。この人は手のひらを返すようにいつか私のことを嫌いになるだろうと思ってしまうのだ。
本当はその愛情に安心したいのに、どこかでそんなにうまくいくはずないと思っている。ありのままの私を知ったら嫌われてしまうかもしれないといつも取り繕ってしまう。決してその不安は相手に伝えないし、見せないが私の中ではいつも不安だ。

アンビバレントであることはよく自覚している。

一方、彼女は自分が愛されることに全く不安はないとのこと。愛されて当然だという自信があるらしい。
私もそう思えていたら関係性も違っただろうか、なんて思いながら寝たのがよくなかった。

夢は正直だ。
一番痛いところを突いてくる。

私が最も恐れていることは拒絶されることだからなのか、繰り返し見るのは拒絶される瞬間。もう好きじゃないと言われた時の内臓がひゅっとなる感覚が脳裏に蘇る。

しばらくはずーんと沈んでいたが、職場に向かっている間に少し落ち着いた。

きっとこの問題とどこかで折り合いをつけなければ、同じことを繰り返し続けるだろう。安定していない自分を認めるのは怖いし、ずっと目を背けてきたけれど向き合うのにちょうどいいタイミングなのかもしれない。

普段は閉じ込めて隠して見えないようにしているもう1人の自分に少しだけ意識を向けてみようと思う。
その先のことは怖くもあるけれど、今なら何となく扱えるような気もするので。
きっと大丈夫。


そのお気持ちだけで十分です…と言いたいところですが、ありがたく受け取らせていただいた暁にはnoteの記事に反映させられるような使い方をしたいと思います。