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菌類からつくられる代替たんぱく質「マイコプロテイン」を製造するフードテック企業ENOUGHが4,000万ユーロを調達

菌類からつくられる代替たんぱく質「マイコプロテイン」を製造するFoodtech企業の英ENOUGHの資金調達ニュースです。


ユニリーバ(ULVR.L)やマークス・アンド・スペンサー(MKS.L)と提携関係にある食品テクノロジー企業ENOUGHは、代替肉・タンパク質部門に減速の兆しがあるにもかかわらず投資を集め、4,000万ユーロ(4,350万ドル)を調達した。

菌類を発酵させ、植物由来の鶏肉、ミンチ、乳製品用のタンパク質を生産するENOUGH社は、ベンチャーキャピタルのワールドファンドと、ビヨンド・ミート(BYND.O)の初期投資家でありアップサイド・フーズにも出資しているCPTキャピタルが今回の資金調達を主導したと述べた。

英国とオランダを拠点とするENOUGHの資金調達には、アクサIMアルツ(AXAF.PA)やオナシス海運一族のオリンピック・インベストメンツ社などの既存投資家も参加した。

「ENOUGHはここ数年、オランダに新工場を立ち上げ、イギリスとヨーロッパ全土の顧客と取引するために規模を拡大し、大きな飛躍を遂げました」と、植物性食肉メーカー、クオーンの元最高経営責任者であるジム・レアードCEOは語った。

「この新たな資金調達により、我々はその成長を加速させるでしょう」と、CEOのジム・レアードは付け加えた。

食肉やタンパク質の代替ソースの生産に携わる企業は、実験室からの食肉は従来の農業よりも環境への影響が少ないため、気候保護との戦いに貢献していると言う。

とはいえ、消費者の植物性食肉に対しての懸念は出ている。ビヨンド・ミートは今月初め、年間収益見通しを下方修正した。

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