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#36 発表会前に別の曲(ヒナステラ)へ逃避

 発表会前の1か月ほどというのは、本番で弾く曲の練習ばかりになりがちですよね。練習時間は限られているので、そうならざるを得ないのですが、私は同じ曲を根を詰めて弾いていると、何だか雑になったきたな、とか、集中力が落ちたなと感じることが多いです。

 なので本番が近づくと、意識的に別の曲、それも弾いたことのない全くの新しい曲の譜読みというのを気分転換もかねてよくします(別名、「逃避」とも言います)。

 今回選んだ曲は、ヒナステラ/アルゼンチン舞曲です。衝動的に楽譜を入手しました。

 3曲で構成されていて、いずれも独特のリズムで難しいです。テンポが速い第1曲と第3曲は私の腕では弾ける気がしませんが、第2曲 ”Danza de la moza donosa”(優雅な乙女の踊り。最近は粋な娘の踊りと訳すほうが多い?)は何とか私でも弾けそうなので、譜読みをしています。とてもいい曲!

 この曲を選んだ理由というのは、一応あるのですが、それは発表会が終わってから書こうかな。

 先生はヒナステラのある曲を「酒場の音楽」と言っていました。でも、以前に、私がプーランク/愛の小径を見てもらっていたときも、「まさに酒場の音楽」と言っていたような。。。

 先生は単に酒好きだから、王道的なクラシックのピアノ曲以外はみんな「酒場の音楽」と言っているのではなかろうか。。。と、ふと思いました。

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