#55 左手を聴けていない(レッスン 11月3回目)
ツェルニー 30番 #6
前回指摘されたリズムの悪さ。メトロノームを細かく設定して、リズムの修正練習をたくさんやって臨んだのですが、
リズムはよくなりました。でも、左右が合っていません。
微妙に左手が遅れています。
と再度ダメ出し。
グリーグ/組曲「ホルベアの時代から」前奏曲のときも、同じことを言われていました。原因はわかっています。
左手を聴いていないせいですね。
あまり楽譜に書き込みをしてくれない先生が、子供に教えるように、楽譜の冒頭に「左手を聴く!」と大きく書き込みます。
要するに、右手の速い動きに意識を集中しすぎてしまって、左手の音を聴けなくなってしまっているということです。
一応、よくある方法ですが、左手を聴けるようにする練習方法に当てがあるので、家でその方法で練習してこようと思います。
バッハ/シンフォニア 12番
12番はまだ、譜読みが足りない段階。ボロボロでつっかえつっかえでしたが、何とか最後まで通しました。
全体的にダメなのですが一度には直せないので、先生がポイントを1つに絞って指摘。以下の部分。左手の指使いがちょっと特殊なので、先生がフレーズを書き込み。
このフレーズを意識すると弾きやすいと思います。
あと、上の音符を目立たせて弾くこと。
左手だけだと弾けるんですけどね。右手を合わせると全くできません。特に上の音符を目立たせるというか、下の音符を抑えることが。
ただ、これもツェルニーと同じく左手を聴く練習方法が役立ちそうなので、家で練習します。
ベートーヴェン/ソナタ 10番 1楽章
最初の難関のクロスリズムを弾くように先生が言います。
一応、集中的に何度も練習したのですが、時間が足りないせいか、まだうまく弾けていません。それでも、先生の前で果敢にチャレンジします。
一応、3対2のリズムになっていますよ。
よくできました!!
と、珍しく先生が褒めてくれました。
私は、音色、リズム/拍子感、和声感、フレーズ感、デュナーミク(の幅)といったピアノで重要な要素はことごとく苦手なのですが、「ただ音を並べる」というのは割と得意なんですよね。あとは「指が回る」とか。
ただ、自己肯定感を高めるレッスン、(短所を直すのではなく)長所を伸ばすレッスンをうたうピアノの先生は多いのに、悲しいことにそういう先生であっても私の長所は絶対認めず、伸ばそうとはせず、逆にディスることが多いんですけどね。。。
で、私の先生もすぐにダメ出しへ
でも!この曲習う人は皆そうなのですが、
右手を抑えて、左手を強く!
左手を右手の1万倍強く!そのくらいの気持ちで弾いてください!
いつもの先生のハイテンションが始まりました。
1万倍ですか。。。
でも、確かにかなり意識しないと左手は強くならないですよね。右手を強くして、リズムキープしようとしがちだし。
ただ、これももしかすると、ツェルニーやシンフォニアと同じく、左手を聴く練習方法が役立つかもしれないので、試すことにします。
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