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#34 発表会のプログラムを見て気持ちで負けそうに。。。(レッスン 7月3回目)

 レッスンに行くと、発表会のプログラムができておりました。今回は、私以外の大人の生徒さんは本当にかなり気合が入っているというか、マジで難易度の高い大曲ばかりですごいです。また、今回は、私の先生がオオトリなのですが、これまたすごい大曲を弾きます(でも、私この曲知らなかったです。youtubeで聴いてみてビックリしました)。

本番前から気持ちで負けそう。。。

 で、いつも思うことです。私の弾く曲は難しいですが、ある意味、上手な小学生、下手すると小学校中学年くらいの子がよく弾いているような曲です。一方で、ほかの大人の生徒の方たちの曲は、小学生では弾くのが困難な、本当の意味での大人向けの曲。

 今回だけでなく、自分の弾く曲がほかの人の弾く曲に比べてとても簡単に見えて、それにもかかわらず自分にとっては難しくてうまく弾けないところだらけで。しかも、暗譜もできなくて。。。

 発表会に出る前から「気持ちで負けそう」になります。

 長年生きているし、他人と比べてもいいことは何もないということは、嫌というほど理解はしていますが、ピアノに関しては冷静でいられないというか、修行が足りないというか。。。

 でも、今回はあまり譜めくりの必要回数が多くないにもかかわらず、先生が譜めくりのために側にいてくれるので、ちょっと心強いかも。ピアノの下手な人の役得! ちょっとだけ下手でよかった!と思いました。

グリーグ/組曲「ホルベアの時代から」 前奏曲

 プログラムの表記に合わせて、見出しの表記も変えることにしました。発表会が近いので、ハノン以外はホルベアのみ。そして、今回も苦手パターンの徹底練習です。いつまでも上達しない、いまだに最大の難関として私の前に立ち塞がる左手のアルペジオの部分。というか、いまだにまともに指が動きません。

ホルベア4

 先生もいろいろ考えて、今回はリズムパターン練習ではなく、はじめから和音としてつかむ練習をやりました。要するに1-4、1-3、1-2などの指で最初の3音を1つの和音として重みを乗せて弾き、4音目の5指では、肘で掌をすばやく移動させて短いスラーの処理のように軽く弾く練習をしました。

 その場ではなかなかうまくできなかったのですが、繰り返すうちに、重心の置き方がやっとわかった気がします。先生はこの曲のレッスンが始まった当初から、ヤジロベーのような動きと言っていたのに、私はこのときまでわかった気になって、全く理解していなかったようです。

 私の動かし方はヤジロベーではなく、相撲の四股踏みのような動きでした。だから、1や5の指に重心が移動してしまう。何となくコツがつかめそうなので、家でもじっくり練習したいと思います。

グリーグ/組曲「ホルベアの時代から」 リゴードン

 視力が弱くなっているせいか、どうも似たような音型のコードが続くフレーズが苦手です。よく音を外すというか。。。例えば、Trioの赤枠の部分。

リゴードン5

 さらに、オレンジ部分のスラーの終わりの和音の弾き方が雑で、バランスが悪かったり、音が一部鳴らなかったりします。

スラーの最後は切るのですが、それでも各和音を意識して十分保って、和音が響くように弾いてください。

とのことなので、この部分を家で集中的に練習します。あと、課題はやはり拍子感ですねぇ。2/2拍子を意識すると、拍子に意識を取られてどうも指先の感覚がふわふわした感じになります。ただ拍子の流れのままに勢いで指を動かす感じになってしまい、ミスが頻発します。

拍子感をキープした状態で、指先もしっかり意識してコントロールできるようにならなければ。本当、拍子感を意識した演奏って難しいなぁ。。。

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