仮病？

「いらっしゃいませ、ぁあ　店長さん（【居酒屋店主のぼやき】に登場）」

「よぉハシビロ君、元気してるか？」

「はぃ、元気ありあまって」

「そうか、えぇなぁ。。。」

「どないしはったんですか？」

「こないだ、生活を嫁ぐ君　採用したやんか」

「ぁあ、おっしゃってましたねぇ」

「彼がなぁ、ちょっと慣れてきてくれたんゃけども　やなぁ」

「・・・どないしましたん？」

「こないだ　ヤツからLINEで連絡が来てな」
「ぁあ、出勤のこととか　の　やりとりですかぃ？」
「ソレやねん、出だしからな
『店長、今日　けびょうで休んで　いいですか』
って、けびょう、て平仮名になっとったけどもやなぁ、
普通に考えて仮病やろ」
「・・・（ハシビロ、笑いを堪えるのに必死）」
「ぃや、わりと素直で一生懸命　頑張るんやで、ぇえコなんやで、ぇえコなんやけどもやなぁ」
「。。。ぷぷっ」
「なんていうのか。。。自ら仮病て言うか、ふつー？」
「。。。ひゃっひゃっひゃ」
「素直過ぎるのも　どうなんや、と思いながらな」
「。。。サボる理由が思いつかんかったんですかねぇ。。。ぷぷぷっ」
「もぅ(おおきなため息とともに)　天然すぎてどないもできひんゎ」
「そゃけど、ハシビロの周りって、天然さんがいっぱい居てますよ」
「ほんまかー？」
「ぃや、ハシビロも突っ込まれたりするしなぁ。。。」
「だからって　自ら仮病で休むとは言わんやろ」
「そうですけど。。。天然君なんですねぇ」
「天然て　んな【エェもん】やあれへんわ、鯛ぢゃあるまいし怒」
「鯛って。。。ひゃっひゃっひゃ。。。」