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未来の誰かの詩

2015年12月16日の夜寝る前、急に詩が湧いてきた。その内容は、現在と未来が混在した詩。その技術は人間の何を奪ったのか?


「それ以上の物」

タブレットの技術は、始まりにすぎなかった
今やひと昔前の技術
今となっては子供のおもちゃでしかない

現代では、タブレットは必要無くなった
それ以上のものがあるから

タブレットが誕生した時
それは大きな波紋を産んだ
PCにしてみればとても手強い相手だった

今となってはひと昔前の技術
それ以上のものを人は作ってしまった

作ってはいけないものを作ってしまった
それは、恐ろしい物に変化してしまった
人の心も変えるほど

タブレットで止めておけば良かったのに
それ以上の物を作ってしまった

受験勉強も必要無くなった
資格取得も必要ない
語学の勉強も必要ない
今必要なのは、知性と勇気

今の若者は、何を目指しているのだろう
昔と比べると、どこかやる気がなく
元気がない。

それ以上のものは、人のやる気を奪ってしまった。

人間の領域を超えてしまったのか?

人間が人間では無くなってきたのかもしれない。

人間らしさってなんだったのだろうか?

今やはっきりと思い出せない。

もしかしたら誰かの策略かもしれない。

みんなそれに気づいていない

人間の覇気を奪い、やる気を奪い、目標を奪った。

そうすることで一部の人間が全てをコントロールできるようになりつつある。

もう一度あの頃のように
人が人であった頃を思い出そう

利便性やエンターテイメント性ばかりを追い求めてはいけない。

それは中毒というまやかしだから

人と人とが助け合って生きていたあの頃のように

生きることで精一杯だったけど

熱いものがあった

人の温もりを感じていた

今ならまだ間に合うかもしれない

そうだ妻や息子や娘、そしてその家族も連れて旅立とう

もう一度あの頃のように


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