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紙一重

かつて私は
”お前の中に沸々と燃え上がるような熱意はないのか”
と言われたことがある


確かに自分自身
なぜこんなに冷え切っているのだろうかと
自問自答する時がある

これが昔からだったのかは記憶がないが


そして同時に
”いつも冷静だよね”
と言われることも多い


”熱意がない”
”冷静”


紙一重だと思った


いい様に解釈すれば
”冷静”だし
悪いように解釈すれば
”熱意がない”
になる

これは場面によるのだろう


何か揉め事が起きた時には
”冷静”でいられるのに対し

何かについて相手が熱く語っているときには
”熱意がない”と感じられてしまう


全く困ったものだ

自分ではどうしようもできない


表情や、特に”声に抑揚のない”私は
無論”熱意がない”と感じ取られることが多い


感情の起伏が感じられないから
”本当にそう思ってる?”
”何考えてるかわからない”
と言われがち

言葉で表すのが苦手な上に
表情にも出せないなんて

まったく”どうしようもないやつ”だな


サプライズをするのは好きでも
自分がされるとなると苦手なのだ


喜べない自信があるから
正確に言うと喜んではいる
ただ、リアクションが下手


嬉しい時も
「えー、ありがとう」
驚いた時も
「わあ、びっくりした」
表情が乏しい
感情表現が下手


だからこれも
前に話した
”意識の問題”で
意識して

”自分の中では大げさに”

リアクションしている
自分的に大げさにしてこそ
周りから見てようやく
”そこそこ喜んでいると思っている”
になるだろう
(と信じてる)

しかも”そこそこ”

私はリアクション芸人ではあるまいし
少しでも気持ちが伝わったなら
それでいい

伝わらないより伝わった方がいいに決まってる
だけど自分が疲れるほどまでしては正直できない


いい意味で”個性”にしておいて

”個性”に頼りすぎるのは良くないかもしれないが



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