見出し画像

久しぶりに小学校の授業を参観した

こんばんは。
中学校教員、うたういぬです。

所属している自治体の授業研修会がありました。
小学校3年生の算数の授業を参観させていただきました。

授業での姿、私が学んだことを簡単にまとめます。

小学校でも中学校でも大事にしたいこと

参観した授業では、子どもたちが安心して学習していました。
多くの先生方が見守る中、よく頑張ったと思います。

さて、小学校と中学校の勤務経験がある私が感じたことです。

机上の整頓は大事

抽出された児童、授業前から机上がきれいな状態でした。
ノートや教科書が重ねておいてあり、その上には筆箱。
まとめて机の左側という状態で授業がスタートしました。

ワークシートやノートに考えを書く際も、机上が整っているのでどんどん書くことができます。
きっと、この子の頭の中も情報が整頓されているのだと思います。

机上や机の中、ロッカーがぐちゃぐちゃな状態はよくないです。
学級担任や教科担任がきちんと指導するべきポイントです。

これは、小学校でもやはり大事なんだと感じました。

まず「聞く」

どんな授業でも、大事なこと。
それは「聞く」ことです。

今日の授業では、子どもたちが自分の言葉で説明する場面が多く見られました。
上手な説明ではなかったかもしれません。
担任の先生の時間配分も改善の余地があったかもしれません。

しかし、子どもたちはよく聞いていました。
後半、集中力が切れてしまったのは、発達段階を考えれば当然のこと。

それでも、しっかり聞くことができていたのは立派です。

小学校高学年から中学生については、聞くではなく「聴く」ができるようになりたいです。
心を込めて聴く。
だからこそ、反応ができる。
質問ができる。
相手の意図を汲み取ることができる。

1年後の姿をイメージしているか

授業者は、子どもたちにこのような姿になってほしいという願いを持っていました。
素敵です。

1年間を考えると、6月の時点でその姿に到達していないのは当然のこと。

3月から逆算した時に、今どのような段階に進んでいれば良いかを捉えることができれば、授業で焦ることはありません。

・何をさせるのか
・何をさせないのか
・何に価値づけるか
・教師としてどのような振る舞うか
・教師として何を語るか

改めて、私自身がイメージした3月の姿、6月の時点ではどの段階でいるべきかを考えました。


忙しい中、指導案や資料の作成、授業の準備をしてくださった授業者の先生、本当にありがとうございました。
おかげさまで、素敵な研修ができました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?