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中学校教師 #16 夏休み2週目 コロナになりました
4月から中学校で勤務しています。
いずれは小学校に戻ることを考え、この経験を記録に残そうと思います。
異動の経緯や考えは下記参照
https://note.com/vast_swan335/n/n94f3001c0e89
夏休みの勤務も2週目。
3者面談が終わり、地区の研究発表に向けて最後の準備をがんばっていました。
そんな矢先、娘がコロナに。続いて妻もコロナに。
そして案の定、私も息子もコロナになりました。
(なぜか3歳の息子は元気…)
微熱や倦怠感はややありますが、一応動くことはできるので、ちょっと仕事をしたり、読書をしたりと自由に過ごしています。
3者面談の意義
中学校の面談。これまで勤務してきた小学校との違いを実感しました。
ちょっと分析してみます。
![](https://assets.st-note.com/img/1691050173479-egVC9l19uq.png?width=800)
小学校では、成績処理の期間後に面談期間が設定されていました。
そのため、学校での様子を伝える際は、教科の到達度についてある程度話をすることができました。
また、基本的には担任がほとんどの授業を担当しているため、授業での姿についてもがんばっていたこと・改善したいことを伝えやすかったように感じます。
一方で、成績表として具体的に評価を示すことはできていないため、ふわっとした話になってしまうこともあったかもしれません。
一方、中学校では成績表を配付後の夏休みに3者面談を行うため、すでに評価については知っている状態で面談スタート。
授業に関する姿を伝えます。
良い姿・課題となる姿です。
私が担当しているのは数学と道徳……あと学活、総合か。
これだけではすべてを語ることはできません。
教科担当の先生方がコメントをくださるので、それらの要点を伝えます。
良い姿・課題となる姿ですが、これまでに担任から言われたことがある内容もあるはずなので、もしかしたら新鮮味に欠けるかもしれません。
それでも、良い姿を伝えると嬉しそうに反応するし、課題となる姿を伝えると頷きながら聞いてくれます。
小学校とは違い、中学校では3者面談です。
これまでは児童がいないからこそ、腹を割って話すことができましたが、3者面談ではそうはいきません。
しかし生徒がいるからこそできる語り口もあります。
あえて生徒の方だけを見て、生徒に語りかけるように熱心に伝える。
この姿を保護者にも見せることで、こちらの指導の本気度が伝わります。
ちなみに、本校は12月にも3者面談があります。
正直、1年に2回もあるのかー、と思っています。
しかし、生徒のために有効に生かすしかないと思い、がんばります。
ちなみに、面談の際は、内容を一枚のプリントにまとめ、イーゼル等で見えるようにしておきます。
面談の最初に「今日はこんな流れで行います。」と伝えると効果が上がります。
保護者としては、面談の流れが分かりますし、面談の内容があっちへいったりこっちへいったりとなり時間内に終わらない…ということを防ぐこともできます。
ICTを活用し、勤務の負担軽減を
地区の研究発表がありました。
今年度、本校は2年に1度の発表の順番になっていました。
研修主任として、発表の準備を進めてきました。
・研修の方向性を明確にする。
(前任からの引継ぎ+自分の特徴も生かす)
・研修だよりで職員と思いを共有
(授業公開の後は、必ず研修だよりで授業や事後研修のことをまとめる)
・学習に関するアンケートの実施
(生徒と教師を対象に 結果をまとめて発表要項にまとめる)
・分科会の司会として運営方法を検討
canvaを活用し、ミニICT研修と銘打って、分科会を進めようとしました。
★ペーパーレスを進める。資料を2次元コードにまとめ、配付資料は1枚のみ。
★canvaのホワイトボードで意見や実践を交流
★canvaのプレゼンテーションで共同編集・相互参照を体験
しかし、コロナになってしまったため、当日は欠席。
準備してきたことを他の先生に引き継ぐことになりました。
幸い、ほとんど準備は完了していたため、新規に作成を依頼する書類等はなかったです…。良かった。
研修会前日、当日分科会を運営してくださる先生と打ち合わせ。
Teamsの会議を活用。
Teamsの会議で会話をしながら、
資料を一緒に読んで確認。
canvaのURLを貼り付けて、引き継ぎ。
お、タブレットを活用すればこんなこともできるんだな。
と、改めてICT機器を使用する利点を感じました。
タブレットの活用により、資料の共有、共同編集、アンケートなど、教師の勤務の負担が軽減できるはずです。
もっと、この分野で実践が広まっていくと良いと思いますし、自分自身も有効活用して働き方改革を進めていきたいです。
また、AIも活用することで、0から1にする仕事も負担が軽減されると良いです。
・長時間勤務、残業が多い
・そもそも教員不足
・精神疾患で休職する教師、過去最多
など、教師を取り巻く環境が厳しいものが多いです。
加えて、この問題に対する手立てが現場には届いていない実感があります。
(国・自治体レベルで何とかするしかない。予算の関係もある)
そうなると、私たちが現場レベルで働き方改革を進めることが、自分自身を助けることにもなります。(もちろん、所属校の先生も含め)
ICTの活用による、働き方改革や負担軽減。
これからも考えていきたいし、挑戦していきたいです。
貴重な夏休み。
読書に多くの時間を割けることを幸せに感じています。
とにかく、コロナ療養期間を無事に終えたい。
第9波も懸念されています。
夏休みだからこそ、みなさんいろいろな場所に出かけると思いますが、健康第一でよい夏休みをお過ごしください。
【「えがお」を大切に 焦らず、誠実に、前向きに】
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