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PayPayは被害にあっていないのか?

電子決済

電子決済隆盛の昨今。
そのシェアで優勢なのは、PayPay。
地方の観光地でもクレジットカードは使えないのにPayPayは使えるという店があるしよく見る。

QRコード

ご存じの方も多いことだと思うけど、PayPayはQRコードをスマホ等のカメラで読み取りチャージ済の金額を上限に決裁ができるサービスです。
高齢者の方で使ったことがない方は分かるかな?
僕もアカウントは持っているので、アプリは入っているがチャージはしていない。
支払いを受ける店側は、PayPay決裁の為に特別に高額な機械を購入することなく店ごとに発行されたQRコードをレジ横やテーブルに貼るのみ。
この導入の敷居の低さや登場当初の(店側に対する)無料キャンペーンによりシェアを取っていった。

待てよ

昨日馴染みのバーで談笑している時に何気なくPayPayの話になった。
そこでちょっと待てよということになった。
QRコードはシールで貼っているだけなので、偽のQRコードを貼られたら分かるだろうか?
バーの店長にどうなっているのかたずねると、店によっては支払い毎に通知が来ていること確認していたら偽QRコードであることが判明してしまうけど、ずぼらな店主であればその詐欺は可能だろうということだった。
それにPayPay側からの支払いタイミングは店毎に任意で設定できるので月単位でPayPayから支払いを受ける設定且つ決済の度に通知を確認していない店はこの詐欺に気づけないことになる。
この場合の被害者は店なのか、PayPayなのか?

被害者はPayPay

おそらく被害者はPayPayということになると思うけど、PayPayはシェア減少を恐れて自社サービスのネガティブな情報は拡散したくないから被害届を出さずに店側の被害は個別に補填する対応じゃないか?という話になった。
すでにこの詐欺は行われている可能性があるけど、報道されるようになるにはもうちょっと時間がかかるかもしれないなぁ~。

便利のしくみ

今回のPayPayの話に限らず便利なサービスは、悪意を働く人物にはスキに見えるから注意が必要ですね。
便利は犯罪を生み出す種と言えるかもしれない。
偽QRコードは善意の第三者にとっては全く意識の外だと思うから居酒屋のテーブルに置いてあったら読み取って決済しちゃうかもな。

まとめ

詐欺等に備える為には犯罪を行う側よりも労力を要するという実態を考えると僕たちはどうやって備えればいいんだろうか?
と、意識することが変化に気づける第一歩じゃないだろうか。
そんな感じでこの記事はこの辺で。

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