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沖縄移住記録 3ヶ月目(2022年6月)

沖縄の1年で最もつらかった時期

東京と沖縄を行き来して、沖縄の生活をほぼ味わっていなかった5月。
自分としては、二拠点生活を叶えられて、やりたいことをやって満足していたつもりであったが、知らぬ間に疲れがたまっていたのか。
その疲れは、予想外の展開に。。。

5月最後の週末に、移住者相談会でまたもや東京に来て、友達と会ったりして数日間を過ごす。沖縄に帰る当日の朝、どうやら微熱があるっぽく、このまま空港まで行って、検温で引っ掛かり帰されるのも嫌なので、熱を測るとそれなりの熱がある。コロナ禍ということもあり念のため病院で陰性証明をもらって沖縄に戻ろうと思って検査を受けたら、まさかの「陽性反応」。。。ということは、飛行機に乗れない?!泊まるところないけどどうする?!と少し焦る。病院が保健所のほうに連絡をしてくれ、都内のホテルが決まり、専用のタクシーが迎えに来る。車内は、ドライバーと完全に隔離されるようにビニールで区切られており、掃除機のようなホースが後部座席に向かって取り付けられて換気されるようになっていた。こんな車両一生乗ることはないだろうと写真に収めたかったが、そんな気力は残っていない。

コロナ療養生活の始まり

何の前触れなしに急に10日間隔離されることになったので、準備は何もできていない。数日分の着替えを友達に借りて、暇をしないようにPCだけ持ってここから10日間の軟禁生活が始まる。

最初の数日間は、高熱にうなされて何もやる気が起きずただ、ただ、寝ているだけ。1日3食、お弁当を提供してくれるのは有難いが、喉に通らない。
事前にお願いすれば、おかゆと手作りのおかずを用意してくれたことはなんとも有難かった。さらには、近くに住んでいる友達から、フルーツやそばとか、病人が欲するものを配達してもらう。この時食べたスイカは世界一美味しいと思った。
6日目くらいからようやく体調も回復してきて、若干暇になってきたので、見たかったドラマを一気見したり暇をつぶす。こうしてようやく10日間の隔離生活が終わり、下界に出られたときの光は眩しかった。

ベッドも寝心地が良く、実は居心地は悪くなかった
食事を提供してくれるのは有難いが、3食x10日間の弁当生活はさすがに飽きた

沖縄に戻る憂鬱感

東京に来る前から、沖縄は既に梅雨入りしていた。東京の梅雨と比べ物にならないくらいの湿気と雨量。気圧のせいで頭が痛い。これまで気候に左右されるということがなかったので、対象方法も分からず、ずっと頭が重いまま。そんな状態で東京に来たので、東京の湿度の低さがなんとも快適だった。コロナから回復はしたけど、あの梅雨の沖縄に戻るのか・・・
これまで沖縄といえば、青い海、青い空の良いイメージしかなかったが、梅雨の沖縄にはそんなイメージからは程遠い。
戻りたくない。。。と心から思ったのは、この時が2022年最初で最後であった。

想像を絶する湿気とカビにやられる

そんな気持ちで2週間ぶりに沖縄に戻る。当初、数日で戻る予定だったので、窓も締め切った状態で家を出てきた。出る前から、湿度は高かったので、湿気対策をしないといけないことはわかっていたが、何もできていなかったので、すごく嫌な予感。案の定、部屋に入ると床がべっとり。さらに、、、畳の部屋に入ってみると、畳が黒い!!!これはなんだ?!ティッシュでふいてみると、真っ黒🤣黒カビ・・・
スーツケースに白い斑点が?!ナニコレ。まさか、これもかびか!!!
部屋中、カビカビカビ。完全に気分がげんなり。ちょっと、半泣き状態でした。
もう沖縄嫌い・・・沖縄の友達からは、「早々に東京戻らないでね」と心配されるくらい。
その後の1週間は、ほんとにつらかった。仕事も長い間休ませてもらったのでいい加減、行かないといけないし、テンションダダ下がりのままとにかく日々を過ごしたしか覚えていない。

そうするうちに、梅雨明け宣言が耳に入ってくる!!!こんなに梅雨明け宣言が楽しみに思った年はないくらい待ち遠しかった。

待ちに待った梅雨明け宣言

梅雨明けとともに、私の気持ちも段々晴れてきて、ようやく元通りに戻ってきた。
この頃に、職場に近い家に引っ越ししたこともあり、生活環境が整いつつあった。2ヶ月間、東京と沖縄の二拠点生活を送ったが、一旦、沖縄の生活に浸かろと思い、東京にはしばらく戻らないことを決める。

コロナから回復してからやったこと

3週目:元同僚が東京から遊びに来たので、夜の街を案内

沖縄はセンベロのクオリティが高い!


4週目:平和記念公園での清掃ボランティア

平和記念公園で梅雨明け宣言を知る

今帰仁村でのファミリーキャンプ

梅雨明け最初の週末。この時期はキャンプは暑くて寝れないということを学びました!

5週目:宜野座村にある松田鍾乳洞を訪問

まるでインディアナジョーンズの世界。

コロナ回復後は、我ながら、よく気合いで乗り切った月だった。
コロナの後遺症が続いていたが、若干無理矢理テンション上げて楽しいことをやっていたような気がする。そうでもしないと、余計にだるくなる気がして。でもやっぱり、梅雨が明けたのは大きかったかな。あの想像を遥かに超える湿気とどんよりした梅雨が終わっただけで、かなり気が晴れた!気候って大事ってことを、かなり実感した。


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