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ご神託「自分の才能と対峙し、開花させる」
7月に入って完全に心が動かなくなったたぬきちです。
以前にも書いたことがありますが、心が動かないと「書こう」とはならないのが、私の執筆スタイル。
何度か、「これは書けそうかな」と思い、書き始めたこともありますが、書き続けることができず、下書きとして途中で放り出してしまいました。
創作大賞募集期間の大事な時期にこうして書けないのは歯痒い思いでいっぱいですが、確か去年も、「心が動かなくなった」と書いた時期がありました。
noteを見返すと件の記事は2023年7月21日の投稿です。
どうやら7月はたぬきちの心が止まる時期なのかもしれません。梅雨の低気圧のせいか湿度のせいか、はたまた暑さのせいか、とにかく体調不良と共に、心も固く固まってしまうようです。
かと言って、くよくよ落ち込んで、めそめそと塞ぎ込んでいるのかという訳ではなく、「アウトプット」するための心は動きはしない代わりに、それならとせっせと「インプット」しているという時期ではあります。
ことの始まりは、動かなくなった心を動かそうと「感動する曲」と調べた時のこと。
洋楽、邦楽、KPOPのヒットソングのメドレーがおすすめに上がる中、映画のサウンドトラックが候補に上がりました。
「世界一キライなあなたに」
2016年制作・公開
端的に言ってしまうと辛気臭いラブストーリー。ラブストーリーはそんなに好きでもない上に、事故で車椅子生活を余儀なくされる青年という、なんとも辛気臭い感満載のストーリー。
普段のたぬきちなら絶対観ないんですよ。辛気臭いのは現実世界で十分なんです。なんでエンタメでまで辛気臭い話見るんですかっていう思想ですからね。
でも無性に気になる。Amazonプライムで検索しましたら、さらに課金が必要でもあるという。
普段なら絶対課金までして観ないんですよね。でも、観ました。洋画なんて観るの何年ぶりでしょうか。下手したら10年振りかもしれません。
観る前の予想通り、辛気臭すぎて、視聴後3日は落ち込みましたし、なんで見たんだと深く落ち込みましたが、4日目にようやく、
「本当の愛は傍にいることだけではなく、その人の能力を活かす手助けをする」という解釈にたどり着き、なんとなく自分の中で光が見えたのでした。
たぬきちが好きな永遠の名作「スタンド・バイ・ミー」の作中、クリスが主人公のゴーディに伝えた言葉
「君には神様がくれた物を書く才能があるんだ。もし、親がそれを守れないとしたら、僕が守る」
この一言によって、この物語が忘れえぬ作品になったわけで、そこに通じるメッセージを感じたわけです。
久しぶりに洋画を観たことに気をよくしたたぬきちは、それならと、以前から気になりつつ見れていなかった邦画「私の幸せな結婚」を観ることにします。
こういう人気原作の実写化は、原作ファンからコケ落とされるのが定石ですし、主演はSnowManのメメこと目黒蓮、ヒロインに今田美桜とくれば、2人のファンしか見ないのでは?というキャストで、なかなか見るに至りませんでした。
2023年公開。「鬼滅の刃から続く大正浪漫ブームか」という印象が拭えませんでしたが、主演の若者の美しさに癒され、映画視聴後はマンガを購入し、さらにアニメ放送を観るためにAbemaTVまで登録するというハマりっぷり。アニメは2回も観ました。
自分は無能だからと、虐げられても抗わず、耐え続けた女性が、愛を得、さらに自分の能力も開花させるというお話。
そんなこんなで、マンガやアニメにまでインプットの対象を広げていた時に、禁断の作品がオススメに表示されます。
そう、たぬきちのパンドラの箱「韓流ドラマ」
これだけは、絶対に手を出してはいけないジャンルであるにもかかわらず、抑制が効かなくなったたぬきちがとうとう手を出してしまうわけです。
「私の夫と結婚して」
2024年放送ドラマ
主演のパク・ミニョンが好きなので気になりつつ、地獄に行きたくなくて不視聴の誓いを立てていたのに、バッチリ地獄行ってきました。16話、寝る間を惜しんで2日で観ました。
胃がんを患うという役作りのためにやせ細ったパク・ミニョンの姿は悲愴すぎて序盤は見るに堪えませんでした。
自分に自信がなく、どんなに周囲から搾取されても、甘んじ続けた女性が、自分を尊重する人生をあゆみ直すタイムリープものです。
久しぶりにパク・ミニョンを見たら、過去の名作が見たくなるのが人の性、UNEXT独占配信「月水金火木土」。UNEXTを再び契約し、こちらの視聴は2回目ながらも、やっぱり見始めると、地獄行きという展開に。
結婚できないことで肩身の狭い思いをする男性をターゲットに、契約結婚を生業とする女性が、真に愛する人に出会い、自分の運命に対峙するお話。
2022年放送ドラマ
ここまで書いて、あれラブストーリー好きでないって言ってたのはどの口だって言うくらいラブストーリー三昧でしたね。
月水金火木土の前のスーパーヒット作「キム秘書はいったいなぜ?」
2018年放送ドラマ
では、終始キラキラして、落ち込んでいる姿さえも美しかった主人公が、今作では、女々しくボロボロになっている所に共感がもてました。この作品からの、がん患者役の激ヤセですから、ビジュアルが随分落ちているのは否めません、、、
とまあ、こんな風に映画やドラマにうつつを抜かすのはいつぶりかと思えば、2022年放送の月水金火木土は韓国でリアルタイムに放送されている時に見ていたので、2022年以来。
映画やドラマを見ないようにしているのは、夢中になりすぎて、生活に支障をきたすからで、今回のインプット漬けの中でも、我に返ればいつももう1人の自分の声が聞こえてきます。
「こんなことしていていいんですか?たぬきちさん」
いつもなら、その声を聞いてはっとして、後悔に襲われる自分であったのが、今回ばかりは
「自分の好きなことを自分にさせて何が悪い!!」と、大いに逆ギレし、このインプット月間を大いに楽しんでいるたぬきちなのでした。
こうやって、まとめてみますと自分の才能と対峙し、才能を開花させるお話ばかりなのに気づきます。
思い返せば、6月にご紹介した「アルケミスト」も、自分を信じ行動するお話でした。
私自身、自分の才能はどこにあるのか?このまま、ただ生きて死ぬのかと考え、1番悩んでいた時期に創作したお話は、自分の才能を信じる物語でした。
天の采配か、世界中の創作物語のセオリーか「自分の才能と対峙し、開花させる」物語に強く導かれた7月。
最後に
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/147517445/picture_pc_bc28d5cf770b7e06d3e9f402fd258746.png?width=1200)
タイトル絵のバンブルビー柄のタイツは、映画「世界一キライなあなたに」のヒロインが好きな思い出の蜂の縞柄タイツです。
そのあとにひいたオラクルカードで出た「Manifestationものごとを実現させる」のカードの絵柄がこの縞柄のタイツでビックらこいた!!というオチでした。
44枚あるカードで唯一バンブルビータイツを履いた妖精です。
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