猛暑の名古屋で推し活三昧♪~藤木大地、佐藤卓史、虎に翼、近代建築、UNOcafe
宗次ホールで行われたクラシックの公演『藤木大地&佐藤卓史リサイタル』をメインに、先の週末は推し活三昧の時間を名古屋で過しました。
まずはメインのリサイタル。
藤木大地(カウンターテナー)さんは、昨夏、多治見での公演で初めて生の歌声に触れて感激し、応援している方です。
共演の佐藤卓史(ピアノ)さんは、BSテレ東で毎週土曜日に放送されている音楽番組に伴奏者として度々出演されていて、いつも楽しそうに生き生きと弾いておられる姿が気になっていたピアニスト。
会場となったホールも、室内楽向きの素敵なホールのようなので、暑い中、出掛けた次第です。
演奏曲目は次の通り
シューベルト:最晩年の歌曲集「白鳥の歌」とピアノ・ソナタから
『愛の使い』 Liebesbotschaft D957-1(詩:レルシュタープ)
『兵士の予感』 Kriegers Ahnung D957-2(詩:レルシュタープ)
『セレナーデ』 Ständchen D957-4(詩:レルシュタープ)
ピアノ・ソナタ 第19番 ハ短調 D958~第3楽章 [ピアノソロ]
『漁師の娘』 Das Fischermädchen D957-10(詩:ハイネ)
『海辺にて』 Am Meer D957-12(詩:ハイネ)
『ドッペルゲンガー』 Der Doppelgänger D957-13(詩:ハイネ)
ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D960~第2楽章 [ピアノソロ]
『鳩の便り』 Die Taubenpost D965A(詩:ザイドル)
中田喜直:鳩笛の唄(詩:清水みのる)
石渡日出夫:汚れっちまった悲しみに(詩:中原中也)
橋本國彦:お六娘(詩:林柳波)
橋本國彦:三枚繪 [ピアノソロ]
1.雨の道
2.踊子の稽古帰り
3.夜曲
佐藤卓史:あどけない話(詩:高村光太郎『智恵子抄』より)[世界初演]
加藤昌則:レモン哀歌(詩:高村光太郎『智恵子抄』より)
アンコールが2曲
佐藤卓史:この世界のぜんぶ(詩:池澤夏樹)[世界初演]
シューベルト:夜と夢 D827(詩:コリン)
個人的にどちらかと言うと苦手な高村光太郎の『智恵子抄』ですが、今公演の両氏にかかると、音も言葉も素直に心に染みてきます。
藤木さんの、邪気とは無縁の美しさと包み込むような温かさに満ちた声、
佐藤さんの、安心して身を委ねていられる、豊かな色彩のピアニズム。
外の猛暑を忘れさせる、とてもとても心地いい午後のひとときでした。
続いて、二日間かけて勤しんだ名古屋での推し活いろいろ。
まずは、大好きな朝ドラ『虎に翼』のロケ地巡り
名古屋市役所、名古屋市の市政資料館、鶴舞公園を訪れ、写真を撮ったり、ドラマのあれこれに思いを馳せたり。半年にわたる放送の後半に入り、様々な波乱も予想される今後の展開が、ますます楽しみです。
続いて、名古屋の近代建築巡り
名古屋駅発着の観光ルートバス『メーグル』を活用し、上記のロケ地巡りと併せて名古屋市中心部に残されている近代建築を見学して回りました。
洋館と和館両方を建てる、明治から昭和初期あたりにかけての豪華建築は、東京やその近郊にもいろいろありますが、名古屋にもあることを初めて知りとても興味深かったです。
最後に、競技を引退したばかりのプロ・フィギュアスケーター宇野昌磨さん所縁の聖地巡礼
梅雨明け前とは思えない猛暑にも負けず、水分と栄養を適宜補給しながら、当初の目論見通りミッション・コンプリート!
味わった「美味しいもの」からも、一部をご紹介しましょう(#^.^#)
大いに満足して帰宅したのでした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?