『丘の上の本屋さん』&『オットーという男』 古書と猫がつなぐ慈愛
派手さはなくとも温かくて味わい深い、とても素敵な映画を二本観ました。
一本目は『丘の上の本屋さん』。
直球のハートウォーミング・ストーリーで、タイトルからして、ほのぼの感が溢れています。
イタリア中部、風光明媚な石造りの村に佇む、丘の上の小さな古本屋が物語の舞台。街並み、風景がとても美しい! 老店主・リベロの元には、何かと彼を気遣ってくれる隣のカフェのウェイター、二コラや、ごみ箱に捨てられていた本などを買い取ってもらいに来る男、そして個性的な注文を持ち込む様々な客が出入り