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久能山東照宮を訪れるべき理由|その歴史と魅力

今回は徳川家康を祀る最初の神社である、久能山東照宮の参拝記録を歴史や魅力、交通アクセスと
共に紹介したいと思います。

当日は三保の松原と富士山本宮浅間大社を回りましたがそれぞれ特別な場所なので、分けて詳しくご紹介します。
先に公式サイトをご紹介します。

行った事がある人は是非教えてくださいね。


久能山東照宮の歴史を紹介




久能山東照宮は、徳川家康公が葬られた場所として知られる神社で、その起源は古く推古天皇の時代(592年〜628年)にさかのぼります。

久能山は観音信仰の聖地として栄え、久能忠仁が建立した久能寺がその始まりです  。

その後、行基や円爾などの名僧が訪れ、隆盛を極めましたが、1568年に武田信玄が久能寺を移し、久能城を築きます。

1582年、武田氏の滅亡とともに徳川氏が駿河を領有し、久能山もその支配下に入りました。

家康は晩年を駿府城で過ごし、1616年に75歳で亡くなりますが、その際、遺命により遺体は久能山に葬られました。

翌年、家康を祀る東照宮が建てられ、これが久能山東照宮の始まりです 。

この東照宮は、日光東照宮よりも19年早く建立され、全国の東照宮の原型と言われるようになります。


建築様式は「権現造」と呼ばれるもので、中井正清が大工棟梁を務め、1年7ヶ月で完成しました。

この建築様式は江戸時代を通じて全国に普及し、久能山東照宮はその最初の例となります。

平成22年には静岡県では唯一の国宝建築物に指定され、現代に至るまで多くの建造物が保存されています  。

余談ですが、日本三大東照宮と呼ばれる場所は、久能山東照宮、日光東照宮は有名でしです。

後もう一つは調べてみるといくつもあるので気になるようでしたら調べてみてくださいね。

表参道を参拝しながら絶景を紹介します


久能山東照宮を参拝する場合二つのルートがあります。
まず一つ目は有名な日本平ロープウェイを使うルートと、もう一つ太平洋側の1,159段の石段の表参道を登るルートがあります

日本平ロープウェイの詳しい情報はこちら

今回は海から表参道を歩いて登ります。

写真でどんどん紹介して行きますね。

今回は海から表参道を歩いて登ります。


徳川家康縁のお寺、久能山徳音院


こんな石段が続くので歩き慣れてないと辛いかも


振り返るとこんな絶景が見えます。
40分位で入り口が見えて来ます。


「権現造」と呼ばれる様式の本殿


家康公のお墓になります。
この門から見た海がすごく好き
表参道から太平洋
無事降りてきました。

私は、神社参拝時に石段を登るのは和の雰囲気が感じられるので好きですが、長い階段が続くので歩き慣れてないと辛いかも。

気にならない人は、美しい海を眺めながら雰囲気のいい表参道を歩くのはおすすめです。


改めて久能山東照宮の見どころをまとめます。

まずは国宝に指定された御社殿。 これは「権現造」と呼ばれる様式で、極彩色の装飾が施された美しい建物です。

更に、境内には徳川家康が駿府城で育てた「実割梅」の木があり、この木から梅干を漬け、東照宮に奉納する伝統がありました。

他にも、神楽殿や日枝神社などの重要文化財が点在し、それぞれが歴史的な背景を持っています。

東照宮博物館もまたお勧め。

ここには徳川家康や江戸幕府に関連する文化財が展示されており、東照宮の歴史と共に日本の歴史を学ぶことができます。

表参道の入り口にある富久屋と言うお土産屋さんで食べた桜エビのかき揚げ蕎麦はかなりの美味でこれも一度食べてみてほしいです。

駐車料金(500円)がお店で1500円以上購入すれば無料になります。

交通アクセス



最後に交通アクセスですが、確実を期すために公式サイトにお任せします。

まとめ



最後に久能山東照宮に関する感想を少しお話します。

日本史が好きなら、ぜひ一度訪れてほしい歴史的な場所でありながら、建築に関してもとても興味深い場所です。
表参道の雰囲気の良さや海の風景も美しく、当地で食べた、かき揚げ蕎麦も美味しかったので、観光地としてもおすすめ出来ます。
訪れた神社の中で屈指の景色の良さがあります。

近くに三保の松原や日本平もあるので合わせて回ると1日楽しめておすすめですよ。
近くにいい観光スポットがあれば教えてくださいね。


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