三保の松原と御穗神社の魅力|絶景と歴史の旅ガイド
今回は静岡県にある日本三大松原の一つ、三保の松原をご紹介したいと思います。
とにかくここから見た富士山と海の組み合わせが絶景で是非一度訪れてみて欲しい場所です。
行った事がある方は是非教えてくださいね。
歴史ある神社も鎮座してるので良かったら最後までお付き合いください。
世界遺産 「三保の松原」
三保の松原は、静岡県静岡市清水区の三保半島に位置する景勝地です。
2013年に「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。
その景観は古くから和歌や絵画の題材として愛されてきました 。
特に、松林と富士山を同時に楽しめる風景は、歌川広重の浮世絵『冨士三十六景駿河三保之松原』でも有名です。
三保の松原の羽衣伝説とは?
天女が美しい羽衣を松にかけて水浴びをしていると、地元の漁師に羽衣を隠されてしまい返してもらうために天女が美しい舞を披露します。
この舞は「羽衣の舞」として知られ、その後天女は羽衣を返してもらい、天に帰っていきました 。
こんな伝説です。
この伝説は、日本全国およびアジアに広く類似した物語が存在しますが、特に三保松原のものが最も有名です。
羽衣伝説は、室町時代に謡曲「羽衣」として脚色され、歌舞伎や浮世絵、文学作品などを通じて広まりました。
この伝説にちなんだ「三保羽衣薪能」という能の祭りが毎年10月に開催され、観光客に人気です 。
羽衣伝説が残る、駿河国三之宮 御穗神社
松林の中に御穗神社と言われる神社があります。
歴史と由緒
御穂神社の創建は不詳ですが、平安時代にはすでに存在していたことが確認されています。
かつては「天神森」という場所に祀られていましたが、1522年の兵火によって現在の地に遷座されました 。
1596年から1615年の間には徳川家康によって本殿を含む社殿群が造営されました。
しかし1668年の落雷で焼失し、現在の社殿はその仮宮として建てられたものです 。
祭神
御祭神としては、大己貴命(おおなむちのみこと、三穂津彦命)と三穂津姫命が祀られています 。
これらの神々は、国土開発や医療、縁結びなどのご利益があるとされています。
見どころ
御穂神社の境内には、八幡神社や八雲神社、神明社などの摂末社が点在し、神聖な雰囲気を漂わせています。
また、境内には舞殿があり、春と秋の例大祭や4月の羽衣祭では「羽衣の舞」が奉納されます 。
富士山を望む三保の松原を散策します
松林の中は整備されていて歩きやすいです。
松林の中に神社もありました。
砂浜のロケーションもあって不思議な雰囲気が感じられます。
砂浜の雰囲気もすごく良くて何より富士山が見えるのがテンションあがります。
更に2019年には、三保松原の文化や歴史を紹介する施設「みほしるべ」がオープンし、訪れる人々により深い理解と体験を提供しています。
この施設には足湯も設けられており、松原の景色を楽しみながらリラックスすることができます 。
三保の松原への交通アクセス
公共交通機関を利用する場合
JR静岡駅から:
JR東海道本線で清水駅まで約13分。
清水駅から三保方面行きのバスで約25分、「三保松原入口」で下車し、徒歩約15分。
静岡鉄道を利用する場合:
新静岡駅から新清水駅まで約10分。
新清水駅からバスで約25分、「三保松原入口」で下車し、徒歩約15分。
自動車を利用する場合
東名高速道路 清水ICから:
臨港道路・三保街道経由で約25分。
新東名高速道路 新清水ICから:
国道52号線経由で約25分。
その他の情報
駐車場:三保松原には普通車用駐車場(約174台)と大型バス用駐車場(約22台)があります。
まとめ
景色もよくかなりガッツリと歩けます。来て良かったと思えるそんな場所です。特に砂浜からの冨士山は一見の価値ありです。
長くなるので今回は割愛しましたが、近くに久能山東照宮があるので次はそちらに訪れました。
その様子は次回お伝えします。
あなたはどんな場所が思い出に残ってますか?良かったら教えてください。
良かったら見に来てくださいね。
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