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②質問する前に…

 社会人4年目公務員が、仕事をする中で日々感じる重要だと思ったことをつぶやきます。誰かの役に立てば幸いです。

背景

 皆さんも仕事で誰かに質問して次の指示を仰いだり、疑問点を解決することがあるかと思います。
 ですが、相手が忙しかったり、席を外している時間が長かったり、質問するタイミングが限られることがあると思います。
 その際に自分が意識する必要があるかもなと感じたことを記載したいと思います。


意識したこと

・いい質問をしないといい答えは返ってこない


 質問をする場合は、現時点で自分は何が分からないかを明確にしないと相手も何を答えればいいのか分かりません。わからないことを聞く際は大体以下の3パターンに分類できると勝手に思っています。

①大体わかっているが念のため確認が必要
 →自分も相手も短い時間で済む可能性があるため、早めに確認してok
②特定の事柄がわからないが、相手がそれを知っている
 →物事の進捗が相手に委ねられているため、早めに確認するのがマスト
③何がわからないかがわからない
 →1番最悪のパターン、とにかく細かく内容を分解して、どこまでがわかっているのかを説明し、わかる人に判断を仰ぐ

 自分の既知の事実が相手と共通とも限らず、前提知識を共有する必要があるため、いずれのパターンも何がわかっていて何がわからないのか、それが明確になるまで物事を分解して捉えて、線引きを明確にして質問をする必要があると思いました。

・ある程度の答えを予測してもう一つの質問を想定する

 質問をしたあとに相手からもう一つの問いが返ってくる可能性があります。

例:あなたはどう思う?、この詳細は? など…。

 その際に再度調べたり、考えたりすると手間が一つ増えてしまう可能性があるので、会話の往復+αの返しを予測するようにしています。そうすることで自分だけでなく相手の時間の無駄にせずに済みます。


・図や身振り手振りを用いて説明する


 質問をする内容に至る背景は、自分の中では形になっていますが、相手はそのことを全く知らない状態から質問を意図を理解することになります。そのため、自分の頭の中の理解と可能な限り同じ状態にしておくために、この質問に至るまでの流れを簡単に記載したり、身振り手振りを用いて視覚的な理解を促すことで、深い理解につながり、相手からもいい答えを引き出すことができると感じました。


結び

 あくまで個人的な感想程度なので、人によっては全く参考にならないかもしれませんが、質問すること自体が相手ありきのことなので、どうしても相手の状況に左右されがちであり、自分でコントールできる部分の割合は少ないので、その少ない部分を可能な範囲で意識してみてはいかがでしょうか。

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