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契約社員 彼氏いない歴🟰年齢 実家住み

ここ最近、ずっと胸が苦しい。
なにか感情の上に分厚くて黒い雲がかかってるみたいだ。
なにが原因なんだろうと考えてみる。
例えば仕事?
でも仕事自体は順調だ。同僚も良い人達だし、仕事も向いてる。でもこのモヤモヤの一因に仕事も関係してそうだ。それはどこまで行っても私は契約社員であるという事実かもしれない。
ボーナスもなければ、給料が大きく上がるわけでもない。自分の働きが目に見えてわかるわけでもない。感謝はされるし、褒めてもくれるがそれが何かになるわけでもない。キャリアアップがあるわけでもない。ありはするが、あっても正社員にはなれない。つまり働く事にモチベーションを保てない。
贅沢な悩みだ。働く事がモチベーションにならなければ、遊ぶために働けばいい。
でもそれもモチベーションにならない。
友達に寄りかかりすぎるのが怖いからだ。
だって彼女らはきっと結婚する。恋愛をする。
そうなれば友情なんて二の次だ。
そしたら私は何に寄りかかればいい。
趣味か?
しかし趣味に傾倒してるとこの歳にもなってとか、親や他人に憐れまれる気がする。
それは辛い。あとそれが今後の私の何になるのだろう。
ああこんな事考えてると私ってあまりにも暗すぎる。
ただテレビを見たりふと人と話した時に、人生の正解は若い時は「いっぱい遊んで、やがて男の人と結婚して子供を産んで育てて、そして子供が自立したらまた遊んで、そして死んでいく」なんだろうと突きつけられることがある。
つまり私が苦しいのって、その正解から全部外れてるからなんだろうか。


この間、居酒屋に友達といった。すごくご飯がおいしかった。その居酒屋の店主はおしゃべりが好きで話しかけてきた。仕事の話やそれこそ恋愛の話。
「彼氏はいるの?」
「いません」「中学の同級生と付き合ってます」
「そうなんだ!じゃあ、あとお姉さんだけだね!
仕事で出会いとかあるんじゃないの?」
なんてたわいもない会話。きっと世間話のつもりでほかに他意はない。
まるで彼氏がいることが正解で。
いなければ作るべき、もしくは欲しいと思うべき。それが常識だと言われてるような気がしてしまった。これも私が卑屈だからだろうか。

ある時、友達にいわれた。
「そのことに対してやたら反発するのは、ほんとはそのことがすごく気になってるからだ。ほんとはそうなりたいのにそうなれないからじゃないからの?」
そう言われてから、私はよく自分の事がわからなくなった。
私は彼氏が欲しいとあまり思わないし、思うべきだという風潮が恐ろしい。このままでいたい。
でもそれは自分に言い聞かせてるんだろうか。
ほんとは彼氏が欲しいのにできないから、気にして必要ないなんて強がってるんだろうか。
わからない。どうしたらいいのか。どう思えばいいかもわからない。苦しい。
契約社員ってこともあって、あまりこの先の人生に見通しがつかない。
なんて、「皆そうだよ」と言われそうだ。
そう言うのは、「契約社員」「ボーナスなし」「彼氏がいたことない」「実家住み」って肩書きが全部揃ってから言ってほしい。
ああ、こう言ってしまうってことは、私はこの肩書きを酷くコンプレックスに思ってるんだろうか。
なんて。
同じ肩書きの人が見たら気分が悪くなるかもしれない。ごめんなさい。

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