激動の2日間を終えて 神奈川編②
前回の記事はこちら。
温泉の余韻に浸りながら、涼子さんのお宅へ。
知らない場所を歩いているはずなのに、どこかあったかい感じがする。体が開いている、ゆったりしている、でもそれだけじゃない。街に人のぬくもりを感じながら、歩いていた。
涼子さんのお宅に着くと、愛犬ちゃむがお出迎え。というか、突撃。トイプードルってこんなに跳ぶの???こんなに噛むの????(もちろん甘噛だけど笑)天真爛漫すぎて、圧倒された。(もちろんめちゃくちゃ可愛かったけど!それ以上に激しかった!!!ありがとうちゃむ!!)
そんなこんなで、この度の目的の一つであった占い師ごっこが始まった。
占い???そう。占い。
涼子さんの本業は占い師で、そこには80種類くらいのタロットカードやオラクルカードがずらりと並んでいた。
以前お話した時から、感性が近い人だと感じていた。そして、箱根合宿以降、感性をフルにさらけ出して発信している涼子さんをfacebookで見ていた。1年前の箱根から、私は自分の感覚を信じざるを得なくなった。感性を信じ、広げた先で、私はまた迷子になって。大学3年、周りは就活を始める中、私はわたしの中にある突っかかりから、進めずにいた。そんな折、涼子さんのfacebookで〝感性が自然と育ち、共鳴し合う、そんな場所をつくりたい〟というような投稿を見て、私は「「これだぁっっ!!!!」」と直感的に感じて、コンタクトを取り、神奈川まで来たのである。
話を戻して。目の前にずらりと並んだカードの箱を手に取っていく。そこに描かれたものからビビッと来た箱を開いてみる。なんでかは解らない。直感に理由はない。あったとしても、そんな潜在的な意識を今の私は汲み取れないからどうでもいい。ただ、これだと思ったものをひたすら並べていく。
あとから涼子さんに聴いてみると、私の感覚で選んだものは、かなり面白い結果だったらしい。80あるうちに2つしかないシャーマン系のカードを2つとも選んでいたり、古典的なカードが多かったそう。(魔女のカードも選んでいたらしいのだが、それが、「キャピキャピしたギャルっぽい魔女」ではなく、「老婆が謎な薬を煮立ててるような魔女」だったらしい)あとは、宇宙系や自然系もちらほら。意味なんて、何にもわからなずに選んでいるのに、選んだものに強い類似性がでてくるのは面白いなと思う。
選んだカードを使って、自己対話をしていく。
やり方はとても簡単。聞きたいことを思い浮かべて、束になったカードをコンコンと叩く。それからカードを広げ、これだっ!と思ったものを引くだけ。
今回聞いたのは
①今の自分の状態
②これから自分はどうなっていくのか
③今すべきこと
の3つ。
①今の自分の状態
最初に出てきたのは、鋭い目つきをしたキツネ。神経が張り巡らされ、緊張している、そんな感じがする。これだけだとわからなかったので、補足を同じ束から引いてみる。高く険しい山が出た。最初のキツネとあまり意味が変わらず補足にならなかったから、違うカードを引いてみる。すると出たのは第2チャクラ。ぼわーっと広がる温かい感覚を思い出す。第2チャクラに目を向けて瞑想したときの記憶が蘇る。先のカードたちとは対極にあって、私には緊張と抽象・創造(土台から深く支えられ発せられるエネルギー)がぶつかり合っている。そういう解釈をしたのだけど、4枚目で「うんん??」とよくわからないカードが出る。明らかに異質というか、邪悪。。
あまりにもわからないので、涼子さんに解説してもらったら、後半2つは増幅(あんまり良くない意味?)の意味合いがあるらしい。。。その時はピンと来なかったけど、今思うと増幅だったなぁ、とも思うし、私が解釈した意味合いもある気がして、改めて面白いなぁって思う。
②これから自分はどうなっていくのか
◯私の解釈:
ゆっくりマイペースに伸びていく、様々な領域の境界に立つ人になる。
◯涼子さんから見た解釈:
緊張と緩和の使い分けを意識しよう。
⇢今思うこと。
緊張と緩和を使いこなした先に、私の感性や才能は伸びていきそう!
③今すべきこと
体に帰れ。感覚に帰れ。これはシンプルすぎて笑った。何度引いても体に帰れ!しかでてこない!こんなに面白いことある???
占いを通じた自己対話を終えて。
体を支配していた緊張が、少し緩んだ気がした。
感覚をそのまま使うことが私には出来なかった。それは、論理やルールでねじ伏せられてきた過去があったからかもしれない。論理的に考える人には、論理的に伝えなくちゃいけない。その根拠がほしい。そう思って空回りしていた。
「のんちゃんはゴリッゴリの感覚派なんだから、ストレートに感覚で伝えたら良いんだよ。根拠が欲しい背景には、相手を納得させたい心理が働いているよ。相手ばかり考えていて、のんちゃん自身が置いてけぼりになってるよ。」そう言われて、ハッとした。
「あぁ、そうだったんだ。」
自分の原点に立ち返ってみる時、そこには傷ついてきた私がいた。幼い頃の抗う力を持たない私が、いた。
私は、きっと家族にたくさん愛されてきた。
でも同時に、傷ついたこともたくさんあったんだ。
一つずつ、一つずつ、思い出して、この日はたくさん泣いた。家族のカルマを知り、受け入れ、私は変わっていく。
「今気づくことができたのなら、きっとのんちゃんはそれを変えられるよ」
翌朝。
内面に意識を向けながらも、気持ちが少し晴れていたと思う。
内に意識が向きすぎると、体が重くなって、眠そうに見えてしまうけれど、そこには確かに進んだ足跡があった気がする。
改めて、涼子さんありがとうございました🙇
2日目、喜多さんのワークショップに続きます!
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