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障がい者雇用からステップアップを目指す時に立ちはだかった壁

こんにちは~ 本記事は猫男さまの記事にインスピレーションをいただき、健常者と競争が発生するような職場で障がい者が活躍しようとすると、立ちはだかる壁について書いてみたいと思います。

障害を持つ人々に対して「障害を言い訳にせずに努力しろ」と求める声もあります。(中略)障害を克服するための努力を求める一方で、その努力が実を結んだ際には、その成果を認めず、逆に批判するのです。(中略)この二重基準の背景には、健常者による「劣位者への嫉妬」という心理的なメカニズムが存在する可能性があります。

猫男@ASDさまの上記記事

一旦 障がい者の話は脇に置いて

もしあなたが働いていて

自分より年下の後輩や部下が
自分よりも能力が高く
自分よりも高い評価をもらっているのだとしたら
『嫉妬』とまで行かないにせよ
心の中がモヤモヤするのではないでしょうか?

モヤモヤを感じないのだとしたら
自己肯定感のかなり高い人だと思います

次に あなたが『健常者』だったとして
もしその人(後輩など)が
『障がい者』という肩書を
持っていたとしたらどうでしょうか?

自分は『障がい者』より劣っている
ということを認めるのは難しいはずです

障がい者が活躍することは、健常者にとっては障害受容をさせられるようなもの

ということです

障がい者にとってですら
障がいを受容することは
簡単ではないのですから

健常者にとっては
なおさら抵抗が大きいものです

結果として

『障がい者は(自分より)劣っているはずだ』

という無自覚で抱いてしまう
差別意識によって

能力を発揮している障害者を
貶めることで自分の地位を守ろうとする
イジメやパワハラに走る人が出てきます

しかも『健常者』に対するイジメよりも
激しいものになります

イジメやパワハラは
能力が不足している場合にも
受けやすくなるため

障がい者は能力が高くても低くてもイジメの対象になる

というまさしく八方塞がり状態です

『健常者』との『競争』が発生する職場で
障がい者が働くことは簡単ではありません

弱みを見せず
かといって
能があっても爪を隠す必要が出てきます

僕が常軌を逸したパワハラを
同僚から受け続けたのも

同僚が障がい者である僕に
負けている部分があることを
受け入れられなかったから
なんだろうな~と思っています


僕は障がい者雇用から
正社員登用されることになりましたが
『健常者』との『競争』関係から
抜け出す必要があり13年を要しました

必ずイジメを受けるとは言い切れませんが
ステップアップを目指そうとするならば
相応の覚悟が必要です

実家暮らしで障害年金受給などであれば
無理をしないというのも手だと思います

もしステップアップを目指すのだとしたら
1つだけ心がけて欲しいことがあります

それは『人と競争しないこと』です
どっちが上 どっちが下という考えから
解放されていけば心穏やかになり
競争する相手は自分自身 すなわち
自分の能力を磨くことに専念して
泥臭く努力していれば
人から応援されるようになって
道はいずれ拓けていくと思います

今回はここまでです
お読み下さりありがとうございました
ではまた!

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