採用と学歴について④
習慣の違い
成果は習慣によって作られます。
やはり成果の出ている従業員と出ていない従業員とでは、習慣が対になるほど違います。
ここでは主にどのような習慣に違いがあるかを見ていきます。
読書の習慣
ここでいう読書とは自己啓発本やこれ一冊で全てが分かる等という本ではありません。
読書習慣の有無により、語彙量、知識量、教養が全く異なります。
読書習慣が無ければ、ベースが無いため後述の思考も出来ません。
思考の習慣
考える時間を日常に作る習慣の有無。
仕事の能力には思考の習慣の有無で大きな差がでます。
40代位になると思考の習慣のない従業員の居場所は
無くなってきます。
振り返りの習慣
能力の低い者は振り返りの習慣がありません。
行動に対して検証をすることが無いのでPDCAという概念もありません。
一方、能力の高い者は振り返りの習慣を持ち、検証することを前提とした行動をとるので汎用性も高く、その後指導的な立場になる事に適しています。
習慣と学歴
三つの習慣と学歴は高い相関があります。
特に以下に示す通り読書の習慣と学歴には正の相関関係が認められています。
http://www.niye.go.jp/kanri/upload/editor/80/File/dai2-seijin.pdf
採用と学歴について
最後に採用選考における学歴についてですが、
結論としてまずは学歴による選抜をすべきです。
私も従業員の学歴による能力の違いは痛感しており、何より先逹が行って来た学歴による選抜は理にかなった生存戦略だと考えています。
経営において最も重要なことはビジネスモデルや仕組みではなく、人材です。
人材の質によって会社の運営は左右されます。
これからビジネスを始められる方、雇用しようと考えている方、学歴を軽視せず安易な採用をされないことを願っています。
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