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それぞれに合った解決方法を探す

私がそもそも動き始めたきっかけは、
離職期間がある=ブランク のある主婦が
また働きたいと思っても、希望通りに働けない、
という現実を突きつけられたからだった。

働きたいと思っているのに、どうして希望通り働けないのか?
働くということは誰にも制限されることではないのに、
なぜ選択肢は狭まっているのか?

以前にも、色々なハードルがあることはその時に
思いつく限り書
いたが、それを解決していくことが
もちろんブランクのある主婦が希望通りに働けるように
なるのだと思う。
では、いざ解決策を検討してみると、どんな風に働きたいか、
というのは本当にもう人それぞれの事情と価値観であって
一括りに解決しようとするのはとても難しいことが
わかった。

例えば、離職前は有名大企業の総合職だった女性がいたとして、
やっぱりまた働くなら大企業の総合職として働きたい、
と思っている。
例えば、離職前は激務も軽々こなす働き方をしていた女性がいたとして、
でも今は小さな会社でいいからコツコツと落ち着いて仕事ができる
正社員で働きたい、と思っている。
例えば、離職前はベンチャーでガツガツ働いていたとして、
その方はやっぱりベンチャーで働くのが好きなので、
またそういう環境で、でも今度は時短で働きたい、と思っている。

でも、
ブランクがある主婦が
また大企業の総合職になるためのアプローチと、
小さな会社で正社員を目指すためのアプローチと、
ベンチャーでまた働くためのアプローチは
同じではない、と調査をして改めて感じている。

私はいつか、世の中の誰しもが、育児でいったん仕事を離れても
またいつでも希望通りに自分らしく働ける社会になって欲しいと
強く願っているし、そのために出来ることを一つ一つやっていきたい
と思っている。
きっとこれは育児での離職だけでなく、介護や心身の不調で
離職することになった人達にも自分らしく生きられる社会に
なるはずだと信じている。

一足飛びに理想の社会にしたいけれど、この課題の中で
自分が解像度を上げられるところからアプローチしていく
しかない。

だから私は、私なりにできることに奔走している。

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