風通しの良い場所
2024年 5月8日(水)
今日の景色…
〈気になる記事・後半…〉
「告発文書は核心部分が事実ではない」兵庫県、知事のパワハラ調査終了、告発の職員を懲戒
(記事全文…)
兵庫県の西播磨県民局長だった男性(60)が斎藤元彦知事らの言動を「違法行為」などと指摘する文書を作成し、解任された問題で、県は7日、男性を停職3カ月の懲戒処分とした。県は内部調査の結果、文書の内容は誹謗(ひぼう)中傷にあたると認定。県議会などからは第三者による客観的な調査を求める声が上がっているが、第三者機関の設置の必要性を否定した。
県は男性が今年3月、知事や一部の幹部職員を誹謗中傷する文書を作成・配布して多方面に流出させたことで、県政への信用を著しく損わせたなどとしている。また男性が約14年間で、勤務時間中に約200時間にわたり、今回の文書を含む私的な文書を作成したことなども処分理由とした。
一方、文書で指摘された県内企業からの贈答品の受領を認めた県産業労働部長(55)については、訓告処分とした。
この日、調査を行った県の人事担当者と顧問弁護士が結果を説明。知事のパワハラなど文書で挙げられた7項目の疑惑は調査の結果、核心的な部分が事実ではないと判明したとして「誹謗中傷文書である」と断じた。
「調査手法は申し上げられない」としつつ、人事当局による関係者への事情聴取などで「必要十分な調査を行えた」と断言。「県の信頼は回復できたものと考えており、第三者委員会の設置は必要ない」とした。
斎藤氏は「今後、風通しのよい職場づくりに努めてまいります」などとするコメントを出した。
👉その後のこの問題…。
結局は「解雇処分」から「停職処分」というものに変更され落ち着いたようです…。
でもそれで良かったのでしょうか…。
また…
「公益通報者保護制度」にて正式に告発されたと聞いていましたが、そのこの制度を通して、ちゃんとそれが通報者の保護を果たし、公平公正に解決の役割りをちゃんと果たしたのでしょうか…。
この記事を見る限り…
通報された側の内部聴取による“一方的”な調査結果と結論なように思えますが…。
これではこの「公益通報者保護制度」とは名ばかりで何の意味も果たしていない様に思えてしまいます…。
まるで今の「政治資金規正法」みたいものかもしれません…。
今回告発された方も…
半分は泣き寝入りといったところでしょうか…。
そりゃあやはり…
「解雇処分」で退職金が無くなるようであれば、家族の方々が嘆きますし可哀想ですよね…。
そこまでリスクをかけて、この問題を最後までとことん追求するよりは、ここでお互いに折れて妥協するのが、この今の社会の妥当なところかもしれません…。
でも…
これによって…
嘆いている兵庫県庁職員は少なくないかもしれません…。
『結局、何をしても無理…』
『何を言っても無駄…』
そんな雰囲気が漂っていそうです…。
こうして…
この時代のこの世のこの社会は回って行くのでしょうね…
結局は…
権力や長いものに巻かれて…
真実は闇に葬られて行くのでしょうか…。
でも…
このような当事者だけの問題としてこれを終わらせてしまってはイケないように思います…。
確かに今回のこの告発文書の核心部分に事実でないところがあるかもしれませんが、そのすべてが嘘であるという訳でもなさそうです…。
なのに内部担当者による内部調査だけで、その問題の調査が充分に為されたと言えるのでしょうか…。
そして必要充分な調査を行ったと断言し、第三者機関による調査が必要ないと告発された側が結論を出して終わってしまって良いものなのでしょうか…。
それで良いのであれば…
「自民党問題」や「ジャニーズ問題」にその他の問題に関してもそれで済ませてしまえると言えないでしょうか…。
いち兵庫県民としても…
ちょっと納得が行きませんね…。
ここは…
告発された県民局長からは切り離して…
兵庫県の県議会、そして兵庫県民として、この告発内容に関する真実の追求を、何かしらの第三者機関として継続して行うべきなようにわたしは思います…。
これは…
「誹謗中傷かどうか…」
という問題ではなく…
「各種パワハラ」や「様々な不正」
という兵庫県知事の疑惑問題です…。
その追求がなければ…
“風通しの良い兵庫県”はないのではないでしょうか…
〈気になる記事・前半…〉はこちらから…
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