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読書感想文の審査会に参加して

私の県では、冬休みにも読書感想文がある。
ただし、新聞の読書感想文である。

様々な生徒の感想文を大量に読んだ。
様々なテーマの感想文があり、
立ち止まって、審査員の先生と
反応しあっていた。


書かれていたテーマ


やはり、ウクライナとロシアの戦争についてや
能登半島地震のこと
飛行機の事故のことなどが多かった。
また、SDGsの内容も非常に多かった。
ブラック校則についてやきらきらネームについてなどもあった。

選ばれている感想文の特徴

新聞の記事を自分の経験に結びつけて書けている人の感想は
よく選ばれている。
夏休みの読書感想文にしてもそうだ。
あらすじを書いて、それについての感想を書いて・・・
というのでは、なかなか原稿用紙5枚を埋めるのは困難だ。
本の内容とよく似た経験や
もしそうなったらという想像
などが書けると、
自分に引きつけて書けているなと
審査する側からは思う。

個人的には、書いた生徒たちに
「おつかれさま」
と言いたい。
また、作文が苦手な人は苦行でしかないかもしれないから、

「ほんとうに、ほんとうに、おつかれさま」

どうせ書くなら
楽しんでかいてほしいなと思う。
でも、枚数的には
楽しんで書けるような枚数ではないだろう。
そこで、書けるコツを考えてみた。

読書感想文を書く手順


①良かった、面白かった、疑問に思ったところに付箋を挟む。
②自分の経験したことと似ているところに付箋を挟む。
③①や②の部分で、書きたいことを選択する。
④まず、ワードなどのワープロで書いてみる。
 (本の部分+自分の経験)×3~4個ぐらいで5枚いくのでは?
⑤書き出しが大事なので、
「○○○を読んで」
のような書き出しではなく、
端的に作品を一言で表現する、
自分の心の中を表現するなど工夫する。
⑥最後に題名をつける。
(○○○を読んでのような題名ではなく、自分の書いた文章の中から一部をぬきだす)
⑦ワープロで書いたものを印刷して、読んでみる。
⑧順番を変えたり、補足したりして、納得したら、清書する。

新聞を読むのはけっこう楽しい。
同じ記事でも会社によって
まったく違う見解になることもあるからだ。

何か大きな出来事などがあると、
コンビニで全社の新聞を買う。
そして、必要なところを切り抜いて
比較の授業をしている。

このような授業をとおして、
新聞の読み方が変わってくるように思う。



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