紙ストロー、アンチ
あなたは紙ストローが嫌いですか?
そうですよね、嫌いですよね。
中田敦彦さんがこう言っても過言でないくらい紙ストローにはアンチが多い。
私はどうか。
私は実は紙ストローが嫌いではない。
この世にそんな人間いるのか?
と、思われるかもしれない。
もしかしたら、この発言で私が人非人扱いされるかもしれない。
それでも私はあえて言う。
私は紙ストローが嫌いではない。
私は世間の出来事がほとんど全部どうでもいいので、紙ストローが嫌いではない。
これも私のセルフネグレクト傾向だと思うが、自分が多少嫌な思いをしてもそのもの自体を嫌うことがあまりない。
私ほど性格が大雑把だと、自分の身の回りが常に散らかっている。
あ、誰だADHDって言ったやつ!!!
分かってるからな!!!
私は分かってるからな!!!
『!』の個数って気になりませんか。
私は気になる方の人間ですが、こんな私は大雑把なんだろうか。
それはさておき、ここまで全てを散らかすと、多少のことはもうどうでも良くなってくる。
今日、実家のドライヤーを出して片付けるという作業をしたが、正直家なら片付けなかったかもな、と数秒思った。そう思ったので、片付けた。
紙ストロー程度のことで悩むタマではないのだ。
⚠️ここでいうタマはサザエさんの『タマ』ではありません。つまり私は猫ではありません。
紙ストローほど、嫌われるやつはいない。
あんなに小さな仕事しか任せられていないのに、あんなに嫌われて理不尽だとは思わないか。
それだったら、うちの職場のカードリーダーの方が酷い。
全然読み込まない。
『このカードリーダーは対応されていません。』
何に?
何にどう対応されてないんだよ。対応してないのに一応読み込んだお前はどこまで責任感がないんだ。
読み込むなら読み込む!
読み込まないなら読み込まない!
そこの分別を付けてくれ。
その点、紙ストローは優秀ではないだろうか。
だって吸いにくいって事前にわかってる。
ドロドロになるって事前にわかってる。
一か八かではない。
紙ストローを使うと〝必ず〟吸いにくくてドロドロになるのだ。
なんて誠実なんだろう。
え?改良しろ?
そんなことを言ったらうちの職場のカードリーダーの方が酷い。
そもそも、そのカードリーダー類は4月に始まる新しいシステムが始まれば、もう使用しなくていいはずだった。
だが、
システムが始まっていない。
いつになったら改良は終わるんだ。
新しいシステムの仮運用をした現場からの苦情がどれだけ来たんだ。もう半年ほど経つんだぞ。
カードリーダーは悲鳴を上げているのだ。
その点、紙ストローは優れている。
紙ストローをボロボロのドロドロにしない方法を私は知っている。
少し紙ストローを乾かしずつ、飲料を啜るのだ。
そうすると最後まで紙たっぷりの紙ストローのままで使える。
この方法が広まれば、もう少し紙ストローへのイメージも変わるのではないだろうか。
え?こちらで改善案を考えるのがおかしい?
それを言うならうちの職場のカードリーダーの方が酷い。
ボロボロのまま使っているカードリーダーに対して私がしたことは息を吹きかけて、少しカードリーダーをふきんでぬぐい、より強く念じて差し直したことだ。
『読み込みました。』
なんで?
私のどの動作がカードリーダーに作用して読み込んだの?今後の対策に使うから教えて?
もちろん、この意見はカードリーダーにとって酷である。カードリーダはこの意見に手も足も出ないだろう。手も足もないから。(こういう使い古された感じのネタも好きなんだよなぁ。)
本来なら私が、
・息を吹きかける。
・カードリーダーをふきんでぬぐう。
・より強く念じて差し直す。
を一工程ずつ試すべきだ。そしてどの場合にカードリーダーが読み込むか、確認すべきだ。
だが考えてみてほしい。
仕事中に一体何をしてるんだ?
と、私も思うし上司も思う。もしかしたら隣の島にいる同僚も思うかもしれない。少なくとも私の育成担当である先輩は思うだろう。
そんなことできるわけないだろ。
というわけで、やはり紙ストローは私の職場のカードリーダーよりは優れている。
したがって、私の職場のカードリーダーより紙ストローを批判するのは間違っている。
なによりこの理論が間違っていると思う人、先生にあとでコッソリ教えてください。
怒らないからね。
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