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有楽町から少し銀座さんぽ

珍しく有楽町、銀座を散歩しました。私にとって、この街を訪れるのは珍しいことです。とはいえ、ほんの軽い街あるきですけど。

まずは、甘味「おかめ」です。

田舎しるこ

おしるこを食べたので、歩かなくてはなりません。銀座を歩いてみましょうか。

お、ここは有名な宝くじの店かな。

西銀座チャンスセンター

窓口は写真に入らないほどあるのですが、列ができているのは1番窓口のみでした。皆さん、ゲン担ぎてすね。

宝くじ売りの呼び込みの声を背にして横断歩道を渡り、振り返ったところです。

大都会だなあ

この辺りは、銀座です。有名な店やビルが目白押しです。

エルメス

さすが、エルメスは美しいデザインのビルです。透明感があります。どんな素材で造られているのか、素人の私には想像もできない不思議さです。

銀座は、常に最先端で、新しい建物に生まれ変わっているようです。その中にも古い建物が大切に使われ続けていることもあるのです。

こちらは、少しクラシックというか、レトロな建築です。

電通銀座ビル

あ、電通…ビル。元はクラシックなビルだったのですね。

さて、この場所に来た目的は、電通銀座ビルとは道路を挟んで向かい側の「銀座ウエスト」でした~

銀座ウエストでコーヒーとシュークリームで休憩した後は、やっぱり歩かなくては!

何となくレトロな建物に目が行きます。

電気屋さんのビル、だったんだ

赤いマークは、ライオンのようです。実は、この建物の隣のビルが解体工事されていたのです。かなり接近して建てられていたようです。ということは、隣のビルがなくなって、隠れていた部分が見えたのでは、と推測します。

回り込むと、入り口

今は電機店ではなくて、カフェや飲食店が入っているようです。内装も素敵なのでしょう。

さて、こちらは資生堂のビルです。「資生堂パーラー」の文字が見えます。地下には資生堂の美術館があるそうです。

資生堂

デザインはシンプルだけど、気品が感じられます。さすが、素敵です。

花椿通り

この通りは、「花椿通り」というそうです。
私は、中学時代の同級生を思い出しました。彼女は、資生堂の機関誌「花椿」の愛読者でした。自作の詩を投稿していて、掲載されるのが夢、と教えてくれました。お母さんの花椿を読んでいたのでしょう。確か、お母さんは都心のブティックを経営されていると聞いていました。彼女は大人びていて、私とはまるで違う世界の話をしてくれました。私は憧れを持って聞いていたのです。
中学3年以来会っていないけれど、どうしているのでしょう。彼女の詩は掲載されたのかしら、そして今も詩をつくっているのかしら…

壁一面に植物

銀座で歴史ある建物といえば、このビルでしょう。

銀座ライオン

あぁ、残念。クラシックな店内の様子を見学したいところですが、食事しないと入れないよね…
今は、無理。

仕方ない。今度来た時はライオンでランチしましょう。

アジサイ越しのDIOR

さらに歩いて行きます。

銀座4丁目の交差点

銀座を象徴する場所です。買い物している方、世界中の観光客、やっぱり人が集まる場所なのですね。

「和光」銀座のシンボルですね

信号を待っている間、三越を何気なく眺めていると・・・ふと気づきました。

銀座三越の壁画

三越の壁画がこんなに素敵だった?シャンデリアがデザインされているレリーフなのでしょうか。見ていたはずなのに、見ていないものですね。
気になって調べてみたら、意外と最近に作られたもののようでした。

2020年暮れ、銀座四丁目交差点に面する銀座三越の壁面に現れた「銀座シャンデリア」。このプロジェクトで、Demoldはそのシャンデリアを形作るレリーフ(浮彫り)を担当した。
-中略-
ゼネコン(鹿島建設様)が施工を手掛ける銀座三越外装リニューアルプロジェクト「銀座シャンデリア」であった。銀座四丁目交差点に面する建物の角にシャンデリアをかたどった巨大なレリーフ(浮彫り)を設置し、ライティングにより立体的に美しく浮き上がらせるというものだ。

FUJI INDUSTRIAL CO.,LTD metal app studio Demolサイトより 
木村屋

銀座で最も安心して買い物できるのが、木村屋のパンですよね。酒種あんぱん、大好き❤

さらにオフィスが並ぶ道を歩いていくと、とあるビルの窓に目が釘付けてす。

最後の晩餐、でしょうか

ショウウインドウではない、ですね。

見上げると壁のタイルの色が素敵

均一的ではない、シックなグリーン系のタイルの色に心を掴まれました。

意外と高い建物です

やっぱり、教会でした。

銀座教会

この建物も個性的で歴史がありそうです。

横断歩道を渡ると、銀座をぐるっと歩いて、再び有楽町に戻ってきたことになりました。
ゴールは、「東京交通会館」です。

そういえば、古いビルだけど、入ったことあったかな。
そうだ、ここに「パスポートセンター」が入っていましたね。私は、立川しか行ったことなかったので、忘れていました。どうりで観光客の雰囲気がありません。

モザイクタイルの壁画

和歌山県の「東京観光センター」で情報収集をしました。でも、アンテナショップ「わかやま紀州館」がリニューアル中でお休みだったのが残念でした。

そこで今更ながら気づいたのですが、ここには色々な県のアンテナショップが集まっているんですよね。北海道から沖縄まで。秋田、富山、新潟、大分、平戸(県ではなくて市かな)、徳島、香川、韓国もあります。すごく不思議な感じです。パスポートセンターに来る人は海外に出るけど、日本各地の県が集まっているなんて。

そして、もう一つの目的は郵便局でした。東京交通会館内郵便局は小さいけれど、風景印があります。ここの建物と新幹線がデザインされていました。すぐ近くにJRだけでなく新幹線線路があって、新幹線らしくなくゆっくり走る区間です。

「東京交通会館内郵便局」の風景印

このビル内の飲食店は、渋い店が多いのも特徴です。もちろん、入れ替わりはあるようで新しい店もありますけど、きどらない”いい感じ”の店が並んでいます。よそいきではない、この近辺で働く人とかパスポートセンターに来る人とか、そういう人たちに優しい感じ。銀座の表通りとは一味違って楽しい”ビルの中の街”のようです。

おかめ 交通会館店

さて、甘味屋「おかめ」でお土産あんみつを買って、帰ります。
また、来ます。きっと。

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