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甘味「おかめ」@有楽町

有楽町駅前の甘味屋「おかめ」は、とても歴史ある店です。初めて来た時は駅前の区画整理前のことで古い独立した建物で、2階に客席があったような、おぼろげな記憶です。(違ったら、ごめんなさい)
今も店内の雰囲気は、民芸のインテリアで、それは変わらないようです。

ずいぶん前のこと、銀座(有楽町も銀座のうち?)に行って、美味しい甘味屋で食べたよ、と母に話したことがありました。母は、"当然"といった感じで、有楽町が勤務地だったからね、「おかめ」には通い詰めたよ、と。
恐れ入りました!母は私と違い、若い頃は都会で働くOLでした。

思い出はこれまでとして、つい最近に有楽町へ行った時の話。

直前まで「クリームあんみつ」のつもりだったのです。なのに、小雨が降って少し寒かったせいか、「田舎しるこ」を注文していました。

母は「あんみつ」にするつもりが、なぜか「クリームあんみつ」って、口が勝手に注文しちゃう、とノタマワッテいましたが。

田舎しるこ

澄んだ透明感あるおしるこに、「あら、こしあんのおしるこ?」と勘違いしました。けれど、食べ進めると、しっかりと「つぶあん」です。小豆の味わいと甘さが大好きです。しかも、熱々で嬉しい。
しょっぱい昆布の付け合せを時々挟むとなお良し!

さてさて、おしるこ、美味しかったんです。
なんですが・・・
やっぱり、「あんみつ」が食べたくなって、銀座を廻って、またしても有楽町へ戻り、用事があった交通会館へ。
こちらにも「おかめ」があるんです。

おかめ 交通会館店

店内で食べていくか、相当悩んだ後、お土産「あんみつ」を注文しました。

お土産あんみつ

すると、「少々お待ちください」とのことです。待つことしばし。
お土産用に作られていたものではありません。注文を受けてから店内で食べるあんみつと同じように作ってくれるようでした。びっくり

美しいでしょう

「当日中にお召し上がりください」と書かれていたら、食べますよね、うん(無駄な自問自答)。帰宅してすぐにセッティング。
本当に美味しいです。寒天、あんこは新鮮、フルーツもみずみずしくて感激。やはり、作り立てが一番。

次回はぜひ、店内で「クリーム」も付けて食べなくては!

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