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【中間報告】家事育児100人ヒアリング挑戦中!20名終わって見えてきたこと
「家事育児について何が大変ですか?、もしくはどうやって
上手くやっていますか?」
現在、女性の経営者もしくは個人事業主の方で
10歳以下の子どもを育てる方にヒアリングさせていただいています。
始めておよそひと月‥
現在20名近い方にお話を聞かせていただきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1711960853252-R2v85fPFXM.jpg?width=1200)
ここまでやってみての中間報告的な内容を
書かせていただきますね。
なぜヒアリングを始めたのか?
端的に言いますと‥自分も会社をつくってみて
いろいろと活動する中で、
「どうもビジネスの世界はまだまだ男性中心なんだな」
「家に専業主婦がいる前提で話が進むよな」
って気づいたからです。
詳細は前回のブログを見ていただくとして↓↓↓
女性の中でも挑戦をつづけるような
経営者や個人事業主の人が
もっとリミットを感じずに力を発揮できるような
家事育児負担を減らせるようなサービスはできないだろうか?
と思ったのが始まりです。
ヒアリング対象者と内容
【ヒアリング対象者】
・女性の経営者or個人事業主
・10歳以下の子どもを育てる方
【ヒアリング内容】
「家事育児と仕事について何が大変ですか?、
もしくはどうやって上手くやっていますか?」
【ヒアリング方法】
Zoomで30分
女性の中でも会社員ではなく、まずは経営者や個人事業主など
ある程度「自分の裁量で仕事や家事育児の調整がしやすい人」を対象としました。
10歳を過ぎると親と一緒に出かけなくなるというのが
私の以前の「親子ツアーに関するヒアリング」でわかっていたので
この年齢以下で設定してみました。
いざ、100人ヒアリングスタートですー
10歳以下の子育てもいろいろだった!
![](https://assets.st-note.com/img/1711961114065-M3TIf5z5HG.png)
まず「10歳以下が子育てに手がかかって大変だろう」と勝手に思っていましたが、きょうだいの年齢によって変わる説がでてきました。
例えば同じ10歳以下でも
・未就学児2名を育てる人と
・上には高校生や中学生の兄弟がいるなかで小4(ぎりぎり10歳以下)を
育てる人
には雲泥の差がある!
中学生以上のきょうだいがいると
すでに上の子が自立した存在なので、衣食住は手伝いなしにできるし、
ひとりで出かけることも、留守番することも可能。
「夫よりも上の子が戦力です」
とおっしゃる方も多く、
きょうだいの存在で家庭内の雰囲気はだいぶと変わるんだなあ・・と実感しました。
また、上のきょうだいが大きいということは、
親もすでに子育て歴13〜18年とかになっておられるので
たとえ小学校から「持ち物:牛乳パック2つ」とか「新聞紙」とか
急にむちゃぶりされても「慣れた」ご様子。
PTAが‥
旗当番が‥
宿題・音読チェックが‥
とかの小学生親における庶問題も、大変ではあるものの
初めてのことではないので、すでにクリアされている印象です。
上のきょうだいがいる年齢”ハイクラス層”は、
小学校生活のだいたいの見通しはついているし、
ご自身もおそらく「子育てのいい感じの手のぬき具合」も熟知されていて、正直、そこまで家事育児に「困っている」という感じではないようにお見受けしました。
同様に、
子どもが2人とも「小学生」とかの"ミドルクラス"にも少し似た傾向がありそうです。
「ヒアリングには申し訳ないが、もう大変さのピークは過ぎたと思う・・」
というご意見は、現実を反映したものでしょう。
子どもが未就学児の時は、家事に育児に仕事に
目がまわる忙しさだったと思うのですが、
小学生になって、ある程度自分のことは自分でできるようになると
親としてのラクさがだいぶと変わってくるようです。
そうなると‥
私がお話を聞いた方が良さそうな対象は
「未就学児を育てる方」ってことなのかなあ・・と
思えてきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1711961309201-Ar3DqIvGRR.jpg?width=1200)
もちろん、上記の私の仮説を確認する意味でも、あと何人かは
この対象に当てはまらなくてもヒアリングをさせていただきたいと考えています。
ですが、やはり上にきょうだいがいても末子のみでも
「まだ未就学児が家にいる」という状態は”一番親の負担が重い”と
言えるのではないか?と思います。
夫婦の家事分担問題
![](https://assets.st-note.com/img/1711961434379-vjXhwCkI7S.png?width=1200)
今回、いろんな方のお話を聞く中で
妻が家事育児を負担に感じている多くのケースで「夫不在」という問題が聞かれました。
いや、本当に「いない」場合もあれば、
「いるけど何もしてくれない」パターンもあります。
✔︎自分の好きな家事しかしない
✔︎妻も働いているのに圧倒的に家事負担が大きい
✔︎言っても嫌な顔されるので、もうあきらめた
などなど‥
妻側の不満が少なく、うまくいってらっしゃる印象の家庭は
やっぱり「夫の家事参加」ができているんですよね。
「夫は割と家事好きな方です」
「分担はいい感じに出来てます」
特に目新しさもないのですが、必要なのは
やはりコレ・・夫の家事参加だった・・!
あたりまえすぎてスミマセン。
女性の社会進出が進むほど、男性に家庭進出していただかないと
やっぱ
成り立たないのだと思います。
ソファーでスマホ見ているバイトがいたら・・?
![](https://assets.st-note.com/img/1711963437311-clsgUYD6aU.png?width=1200)
例えばめちゃくちゃ忙しいお店で店長が必死に働いている。
掃除し、料理を提供し、急なご要望にもこたえて、
とにかくいつでも動いている。
がんばって効率化もしているし、
設備投資でルンバ、食洗機、洗濯乾燥機も導入した。
そでれも店長は忙しい。
どうしたらいいんだ?
もっと人材を増やすべきなのか?
あれ?そういえば、ソファーでスマホみてるバイト(夫)いるけど‥
「彼はどうなんだ?」
「もっと彼はできることあるんじゃないか?」
・・って
なりますよね。
もちろんこの店長はちょっと完璧主義すぎたり、
人に任せるのが苦手だったり
なんでも自分で頑張りすぎちゃう節はあります。
で す が
「その時間」「その場所」に人員を入れることが大変なら
"すでにいる人(手は空いている)に働いてもらう"のはしごく真っ当なことに見えます。
となるとやはり「夫の家事参加」って
避けられないトピックスなんですよね(泣)
![](https://assets.st-note.com/img/1711961650099-PZVmbc4JaN.png?width=1200)
私は自分のビジネスに挑戦する女性が
もっとリミットなく能力を発揮して欲しい!!と
思っていますが、
それを解決する方法のひとつが
「夫の家事参加」だったっとは・・。
なんてフツー。
私はもっと家事代行・ベビーシッターにつづくような
新サービスがソリューションになるのではないか!!と思っていました。
食事・掃除・子守りを外注化しても
まだ手元に残るタスクをやってくれるそんなサービス。
例えば「家庭専用オンライン秘書」とか
パナソニックの子会社がやっている
「Yohanaのファミリーコンシェルジュ」
のようなサービスが
女性活躍のソリューションになるのでははないか?と
仮説を立てていたのですが、
もしかすると違う??のか・・
![](https://assets.st-note.com/img/1711959951476-vWiAO3xEYZ.png?width=1200)
それよりも
「パパのための料理教室」とか
「男性向けパーソナル家事トレーナー」とか
そういう方が、よっぽど
女性経営者のパフォーマンスをあげるんじゃ・・?
そんな気もしてきました。
え・・私がやるべきなのは男性向けサービス??なの??(汗)
分担しても大変なのは緊急時
![](https://assets.st-note.com/img/1711961805793-4yMu65XHLA.png?width=1200)
これまでに
・家事分担がうまくいっている方
・専業主夫を持つ方
・パパが働きながらワンオペで3人子育て中の方
など
一般的にはレアなケースもヒアリングさせていただきました。
お話を聞かせていただいて思うのは、
やはりそこにもたくさんのヒントが隠れているということ。
夫婦2名で分担して、なんとかなっても、それ以上のこと・・
例えば急な子どもの熱や、なにかイレギュラーなことが発生すると、
やはりたいへんだ!ということです。
子育てってほんと「頭かず」いりますよね‥。
・ちょっとの時間子どもを見てくれる人、
・ちょっと送迎だけしてくれる人
・ちょっと熱じゃない方の子どもと遊んでくれる人
こういう人がいてくれたらいいのに‥。
やはり夫婦2人でも限界はあるということです。
病児保育サービスはあるんだけど、
例えば親の体調不良をカバーするサービスはないし、
一時預かりやベビーシッター、ファミサポも
事前予約や事前登録が多くハードルが高すぎて
「あっても使うことまで行かない問題」もあるんですよね。
男性の育児休業取得が変えた世界
![](https://assets.st-note.com/img/1711963661592-ODiByeSrpY.png?width=1200)
ヒアリングで気づいたことがもうひとつ。
それはアラサー以下くらいのパパは
すでに「家事育児やる」というのがデフォルトだということ。
上手に分担されていたり、時間を作ろうとしていたり
少なくとも「家事育児やらなくていい」とは思ってない様子。
こ、これは本当に・・・めでたい!
男性の育児休業の取得が功を奏したのでは?とのことですが、
ほんと育児の制度は数年単位でどんどん変わっていきますもんね。
自分が初めて出産したおよそ10年前とは常識も
かなり変わってきているよう。
良きことです!
ここで・・問題なのはアラサーより上の層の上司たちでしょう。
せっかくアラサーパパが頑張ってるのに
40-50代の粘土層男性が「家事育児やらない」前提だと相当やりにくいと思います。
NHKでも男性産後うつの特集があったようで、
上司世代の男性をどう変えるか?がやっぱりネックなのかも。
育休復帰後、うつを経験されたパパの言葉は非常に重いものです。
昭和の父親は家では休むだけだったかもしれない。上司は僕たちが帰った後、家事や育児をしていることは理解していないんじゃないかと感じます」
うーんやっぱり変わるべきは、家事育児しない男性なのか??
なにか別のソリューションはないのか??
引き続きヒアリングを続けたいと思います。
というわけで
今後はヒアリング対象を
6歳以下の子供を育てる女性経営者or個人事業主に
変更して
目標100人達成まで走りたいと思います!
ぜひ我こそはという方は、ご連絡くださいませ^^
ではまた!
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