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第56回、コード将棋を考案してみた

今回は、今自分が住んでいる、サイバーパンク・ジャパンで、流行している近未来の電脳将棋、「コード将棋」を紹介します。
(嘘です、自分が勝手に考えただけです)
コード将棋とは、将棋をベースに新たなルールを付け加えた変則将棋の事で
10年程前に一人で考案していた妄想遊びの一つで、名称がかっこいいので、自分で勝手にそう呼んでいます。
追加するルールの事をコードと呼んでいて、コードを入れ替える事により、様々な変則将棋が可能となっています。
今回はその中から、3つのコード将棋を紹介してみました。


マトリックス将棋

映画「マトリックス」をモチーフにした、変則将棋です。
プレイヤーは人間側と機械側のどちらかの立場になって将棋を行いますが、人間と機械では、適応される変則ルールが異なります。

人間側は、盤の中央に並ぶ、1~9(任意で調整可)の黒電話の置かれたマスに駒を進める事で、その駒を自分のストック用の駒として、回収ができます。
敵の駒を取らなくてもストック駒を作れるので、上手く使えばかなり有利な戦略が練れますが、自駒の数を増やせるわけではないので注意が必要です。

機械側は、盤面上にある王将以外の相手の持ち駒を、一定数自駒に変更できます。ほぼ無敵のルールになりそうなので、盤面上に同時に存在できる変更駒の数は、黒電話の数と同じにするのがいいのではないかと思っています。

適応されるルールが異なるので、ゲームバランスがとれるかわかりませんがそういう変則将棋があってもいいのではないかと思っています。
又必ずしも人間側と機械側に分かれる必要はなく、人間同士、機械同士で、同一のルールで遊んでもいいのではないかと思います。

人間側は黒電話のマスに自分の駒が来ると、右下の回収ボタンが光り、その間にボタンを押すと、
マス上の自駒を回収できます。(画像は10年前にエクセルで自作した物で、とても懐かしいです)

 
うんちっち将棋(または、しょうぎっち)

バンダイのたまごっちをモチーフにした、変則将棋です。双方共に将棋駒の他に、うんち駒を所有していて、自駒の移動直後に直前のマスにうんちを置く事ができます。うんちの置かれたマスは、双方共に駒を置く事ができなくなります。相手の駒の行動範囲を封じる事に使えますが、自分の駒も置けなくなるので、うんちは所かまわずするのではなく、戦略を立てて計画的にする必要があります。又どうしてもうんちがジャマで仕方がない時は、取り除きたいプレイヤーが自分の所有する掃除カードを用いて、取り除きます。
うんち駒、掃除カードの持ち数は特に決めていないので、プレイヤーが遊びながら、適量数を探るのがいいのではないかと思います。

同じく10年前の制作画像です。そういえば当時は、中央のビスケットを取ると、うんちアイテムが手に入るルールにしていたのを思い出しました。
1ビスケットで1うんちができ、掃除アイテムは、その後考えたルールだったかもしれません。


ドラゴンボール将棋
盤の中央に並んでいる7つのドラゴンボール (以下DB) の上に駒を置く事で、
その駒がDBを所有する事ができます。通常通りに相手の王将を取るか、DBを7つ集めたプレイヤーが、勝ちとなります。
DBを持っている駒は、相手に狙われる可能性も高くなるので、DBを集めるかどうかはプレイヤーの判断次第です。通常の将棋よりも複雑な戦略要素が求められる、上級者向けの変則将棋となっています。

当時はスカウターやドラゴンレーダーもアイテムにしてましたが、ルールが面倒くさくなるので、別になくてもいい気がしています。
初期ヴァージョンでは、DBを7つ集めても、まだ勝負がつかない仕様になっていました。


まとめ

今回は、比較的少ない追加アイテムで、遊びやすい物を紹介してみました。画面を見ればわかるように電子機器を想定した遊びではありますが、自分でアイテムを作る事で、ボードゲームとしても遊べるようにはなっています。

コード将棋は、ゲームバランスの良し悪しは二の次で「ここをこうしてみたらどうなるだろう?」という、遊びの創作を楽しむ事を目的にしています。
なので実際に遊びながら、プレイヤー側がルールを改善や追加をしながら、ゲームバランスを整えていくのが、理想の遊びの形だと思っています。

できれば様々な人に、独自のコード将棋を創作してもらい、ネットで情報の共有ができれば嬉しいのですが、自分にそんな行動力があれば、10年も放置をしたままにはなっていません。
このブログを見て、興味を持って貰える人がいたなら、独自のコード将棋を各々に創作して、勝手に遊んで貰えたならば、とても嬉しく思います。

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